遅くなった願い
とても短いですが、私なりの思いを言葉にしてみました。
どうぞ宜しくお願い致します。
私は貴方をすごい人だと思った。
ちっぽけで、弱くて、泣き虫なそんな貴方を。
私は感情を上手く表に出せなかった。自分の気持ちがわからなかった。周りに合わせられる事は合わせる。できない事は、諦める。そんな人だった。
しかし、
貴方は違った。
自分の気持ちが直ぐに表に出ていた。
そんな貴方に憧れた。
そんな貴方に私は、「救ってやる」なんて、傲慢な思いを描いた。自分だけでは成し遂げられず、責任も取れないルシファーの如き幻想を。
その結果私は、貴方を傷つけ、壊した。
そして、私は、傲慢により落とされた。
今思えば簡単だ。
私はその舞台にも立てないような存在なのに無謀にも挑み、負けた。
私は貴方を救えなかったのが、心残りだ。
私は、唯、貴方に、私を超えて欲しかった。
一人でも立てるように。
しかし、それは叶わなかった。
そして、それは私の愚かさ故だ。
でも、それでも、
私は唯願う。
貴方が祝福されますように。。。