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不良少年と扶養少女  作者: 常闇末
第一章 扶養少女は守られる
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第十三話 二山視点

Niyama’s side


扉を叩く音が止んだ。


鈴木先生は扉の前を去ったのだろう。と言ってもいま野宮を追いかけるわけにはいかんが。


「ちッ!……さすがはあの人の孫ってことか……」


小声で呟く。

自分の勝ちを確信していやらしく微笑む。

あの人の顔、そっくりだ。


「あ、あの……。野宮がいないことだし、説教はまた今度……」


そういやまだこいつが居たんだったな。


「ああ、また今度な」


ほっ、と安堵の表情を浮かべる坂本。


「野宮の説教、は」


その表情が固まった。



「の、野宮ァァァァァァァァァァァァァァ!!」



そう。今、俺にできるのは説教だけだ。



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