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仮想世界トップのゲーマー、軍師に転生してチート無双します  作者: 宇田十馬
第1章 軍師に転生してチート無双します!
14/16

別れ?!恋愛奥手の軍師には辛いよ

「諸君の活躍を称え、勲章と恩給を与え、新たな戦勝記念碑の建立を行うこととする」


この世界で二度目の凱旋だ。式は滞りなく進み、王都には束の間の平穏が訪れた。戦後処理も進み、エルフ軍の資産は賠償金として没収され、将官以下のエルフたちは速やかにガルマニア本国に送還された。激戦地となった臨時要塞は新しく作り替えられた。


エリザ指揮下の大隊は師団に格上げされ、第一戦列歩兵エリザ師団と命名された。本人が聞いたらどんな顔をすることやら。

新しい師団旗はエリザの髪色、ブラックブルーの下地にバラを加えたトグロの紋様となった。


工房を運営していたドワーフたちは任期満了を迎え、若手に引き継ぎを済ませると報酬と酒樽の山を担ぎ国へ帰っていった。


それから一ヶ月が過ぎ、休暇療養を終えた兵たちは軍務に戻り始めた。重症だった部下のアルトは意識を取り戻し、エディンは左目の視力が回復しリハビリを開始。


凄いですよ本当に、時間があっというまに過ぎていく。昨日もエリザ少将に憧れる連中が師団への入隊を希望して庁舎に殺到してきまして、ほんとカリスマ性も行きすぎると迷惑と言うか、、、


ベットに寝たきりのエリザの手を握る。エリザはいまだに目を開けない。容態は安定しているはずなのだが、、、。エリザ少将の代行として、週二回閣僚級の会議に参加するのだが、最近の国王陛下の様子もやはりおかしい。


俺もおかしくなってしまったのか、気づけばエリザの美貌にあてられキスをしていた。

(やばっ、こいつは男だぞ、、)

恥ずかしくなり顔を反らしてしまった。


「おい、きひゃま今何をした??」

きゃま?今噛んだなこの人

「は!戦後処理と最近の情勢を説明しました!!」

「それは知っている!コイツ、、出ていけ!」


女性のような反応をするエリザ少将の命令を受け、俺は逃げるように部屋を飛び出た。


「ンッッ、バカ、、、」

エリザは唇をなぞり顔を枕にうずめた。



あーあ、やってしまった。閣僚会議の内容も頭に入ってこないし、会議が終わると王と王妃に呼び出され「孫の顔が早くみたい」とか訳のわからない事を言われるわ、、明日から復職するエリザ団長にどんな顔をすればいいのか。


「ユーキ!キテェェッッ」

ンチュッッンンチュッッ

アアアッッアン


ウワァァァッッ!!!

夢か。外はすっかり朝になっていた。

「今日は朝食をお召し上がりにならないのですか??」

侍女のマーシャは心配そうに顔を覗き込んできた。熱がある気がする、食欲もない。今日は仕事休みたい。俺は恋愛もののゲームやリアルな体験が少ないから困っていた。


しかし!仕事を放棄するわけにはいかない!


「・・・・・・・」

おい、エリザ団長と中佐今日は一言も喋ってないぞ。

いつもはワチャワチャしてたのにね。何かあったのかしらぁ~


くそっ、やりづらい。


何時もの発想力とやる気が起こらない。何故か柔らかかった唇のことだけを想像してしまう!昼食の時間、俺はエリザ団長に呼び出された。


「この間の件は忘れてくれていい。何もなかったいいな」

そんな軽い一言で済ませていいのか団長。俺は団長に誘われ、昼食を食べに町にでた。


「ここの肉料理はいつ来てもうまいな」

ありがとうございます。ドンドン召し上がって下さいな。あまり手の進まない俺の皿に厚切りの肉をよそう。


「いいかユーキよ戦火を遠ざけ、再びこの店で食事ができるのもお前の策があってこそだ。ほら食え!」


悩んでいるのがバカらしくなった俺は言われるがまま、厚切りの肉にかぶりついた。


「そうだ!ドンドン喰って頭をまわせ!ヘタレ野郎!」


なんか最後悪口を言われたが、まあいい。

俺は二キロ近い肉料理を完食し、午後の職務へと戻った。

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