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もういいか

 俺は早速家の玄関のずっと奥にしまっている箱を取り出した。その箱は実に古びていて、埃が全体に張り付いていた。まるで雲海のように。(雲海に失礼か)その箱をよく見ると、開け口に金色の板が貼られ開け口が硬く閉ざされていた。その金色の板を見た瞬間に、俺は少しうんざりした。なぜなら、金色の板は高値で売れるからだ。高値で売れるのになぜうんざりしたかというと、慎重に開け口を開けないと金色の板が割れてしまう可能性があり、普通には開けれないからだ。だから金色の板を開ける前に、色々と準備をするため近くの万屋に向かった。

 紫の旗に万の文字。奥に人影があるな、あれが店長なのだろうか。挨拶をしてみるとするか。

 「失礼します〜店長さんですかー?」

空気が可視化できるほどに止まった。あれ?なんかまずい事言っちゃったのか、。そう思っていたら反応が2分後に来た。

 「失礼なんやったら帰って〜」

ばりばりの地方人だ。そのノリ絶対に都でやっちゃダメなやつだ多分。まあいい本題は、良い道具があるか否かだ。

 「ご冗談を〜笑、実はですね!箱を開ける道具を探してるんですよ。ここは何でもあるって聞いたんでいいものがあったら買いたいなぁと思ってあるんですか?」

良し、上手く言えたのではなかろうか。

 「あぁ、」

気まずーい、軽く受け流したから結構凹んでる。

 「はい、様々なものがございますよ。例えば、伊予の国の鉄製トンカチ、漁港の近くの木片などがございますよ。」

しょぼいな。あとめっちゃこっちの喋り方じゃん。エセだったんかい、それはそれで面白いな。まあいい、トンカチが良さげだな。

 「トンカチ一つお願いします」

 こうして俺はトンカチを買い、早速開けることにとりかかった。結構硬いがなんとか大丈夫そうだ。

 そこで俺の記憶は止まっていた、なんでこんな事に。そして何故こんなに出世しているのだ!?

あとちょっとだけで終わり

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