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空を食んで

空を食んで


都会の水槽は浅すぎて


魚は天を仰いで死んだ


ドラマチックに羽を広げて


逃げ惑う君は美しい


鉄塔のフィルターは揺れて


電波は溢れて垂れ流し


僕はずっと愛想笑いを浮かべ


少ない空気を必死に食む


自我などとうに流れ落ちた


生きる意味など知らない


ただ浅瀬で口を開いて延命するだけ


そこに意味などない


眼球だけが忙しなく動いて


肺はゆっくりと脈を打つ


エラは汚れきったまま


僕の血液は灰色


意味もなく死を嫌う君の姿に


僕はずっと囚われたまま

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