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【白銀の黒帝:3】迷宮都市でのお仕事  作者: 八木恵
3章:迷宮都市編
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引っ越ししてすぐに、ダンジョン課のお手伝い

その日の夜中、さっそくダンジョンへの転移テスト。


まず俺たちが、それぞれ転送されてきた腕輪をつけて転移して部屋へ戻る。 

次は、リンを腕輪を外し、俺と一緒に転移して、それからまた部屋に戻った。


テストした結果、俺たちは気付いた。

「なぁ、この腕輪って、ダンジョンへ行く片道と、ダンジョン内だけの階層移動用だよな。  常に片道でよ、帰りは自力で転移だったな。 しかも、リンが俺の側にいれば、リンの分は入らないな。」

「ああ、確かに常に行きだけだな」って苦笑しているリンだ。


帰りは、場所が指定できないという点を考えてば、仕方ないのかと思いつつ、俺は通話用のイヤフォンをつけて、「んじゃぁ、リン行くぞ」って言って、指定ダンジョンの階層に転移した。


シュン:「ダンジョン課ついたぞ。 対象と何割間引き」

ダン課:「こちらダンジョン課です。 対象 オーク、6割殺してください。」

シュン:「了解」

通話終了。


ダンジョンの階層を索敵すると、オークが1,000匹いた。

「リン、あっちに200いるからそっちな。」「俺、あそこの400いってくる。」と俺は指示してそれぞれ討伐に向かう。


それから、数十分後、俺たちは合流した。

「討伐は簡単だな。 てか、魔石とドロップアイテム回収がめんどーじゃね。 魔術作るか」

「ああ、一箇所に纏めて最後に回収したが、時間かかるな。」


実際の所は討伐速度が早すぎて、魔物の魔石化に追いついていないのだが、当の本人達は気づいてない。


シュン:「ダンジョン課、終わったぞ。 魔石回収するの面倒クセェー、なんかいい案ない?  あとよ、こっちであんま大量に魔石売れねぇんだけど。 そっちで人間社会の金とかに換金できねーの?」

ダン課:「え! もう終わったんですか。 シュン殿、早いすぎです。  魔石特有の魔力を発してるので、うーん、研究者に聞いてみます。  あと、人間社会の金は無理ですって。  魔界ののお金ならできますが。 あとは、鉱石とか宝石に変更もできます。  転送していただければ、その価値に合わせて交換いたします。」

シュン:「余ったら、そうするわ。 とりあえず、テスト完了 じゃぁな」


と言って会話終了。 そして、俺らは部屋に戻りシャワーをあびて、リンと楽しんでから寝る。 


引っ越し1日目はこんな感じでおわる。

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