表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【白銀の黒帝:3】迷宮都市でのお仕事  作者: 八木恵
4章:食堂経営編
30/54

食堂再開の前に改装

それから俺たちは食堂の営業を2週間休業し、住居と厨房を改築する事にした。


1階のボブとライラの元居住は、3部屋に分け、2部屋は寝室と浴室。 寝室に簡易キッチンと机と椅子。 壁側に本棚だ。ソファとローテブルを配置。

1部屋がカールの部屋となった。 リビングをと思ったがカールが必要最低限でいいという事でこの作りになった。 もう一部屋も似た感じである。 もしボブ、ライラが来た時用の客間として作ったほうがいいというカールの案だ。


最後の部屋は間取りとして外からは狭く見える。 ここは遊技場と訓練場である。 

ちなみに俺とリンの部屋は改築せず、遊技場と訓練場及び射撃場は残した。 2階の部屋は俺とリン以外立入禁止として、下の階の遊技場は俺たち3人以外立入禁止だ。


倉庫も整理して鮮度維持やら時間停止の魔術をほどこしていく。 厨房内も変更した。 冷蔵庫と冷凍庫内を拡張し広げて、鮮度維持の魔術を施す。 飲料用の冷蔵庫も拡張し常に最適温度となる魔術を施す。 自動ストックするように指定転移をしようとしたら、不自然とカールにいわれ諦めた俺だった。 倉庫から運ぶの面倒じゃねぇーってのは、却下された。 それだけは、珍しくリンにもとめられた。


厨房と食堂の入口には新たにカウンターと同じ高さの両開きの敷居扉がついた。 俺たち3人以外は侵入禁止の結界をはる。 俺の女よけ対策である。


◇◇◇


ちなみに迷宮都市で、4年間で魔石を闇市で売った魔石はかなりの量で、闇市も現金でなくカードに振り込めることが分かり黒帝のカードに入金するようにした。

商業ギルドカードは、桁数の隠蔽ができなかった為である。  すでに現金も金貨3000枚以上あった。 魔石もまだまだある。


はっきりいって、現金だけでもそこらの貴族より金持ちであるシュンであった。 ただ使わない魔石を売っていたらそうなった。 もちろん、魔界のダンジョン課経由で、魔石を売り、鉱物にも交換している。


カールへの賃金だが、帳簿上は月金貨1枚となっている。 ただ、カールもなんだかんだで衣食住さえあればいい感じだ。 シュンが現金で金貨100枚渡しておき、足りなくなったらシュンに言えば渡すという事になる。  この3人、金銭感覚だけはおかしいままである。。。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ