課外授業で学生くるらしいけど、ダンジョン課の任務
その日の夜中。 ダンジョン課から、連絡がくる。
シュン:「ダンジョン課、どうした?」
ダン課:「シュン殿、初級と中級と上級にいってもらいたいんですよ。 初級は、ゴブリンとオークがまた増えちゃって、半分間引いてほしくて、中級は女王蟻が卵産みすぎたらしく兵隊蟻7割と羽根つき蟻5割、上級は、ワイバーンが異常繁殖して、6割です。 シルバーウルフ 3割です。 いけますか?」
シュン:「お前ら、ためすぎじゃねー」
ダン課:「討伐担当の部隊が今休暇はいってるの忘れてたんすよ、 本当すんません。 シュン殿以外、ほかにまわっていて。」
シュン:「まぁ、いいよ。 今からいくよ。」
ダン課:「ありがとうございます。 シュン殿 黒帝様」
シュン:「黒帝いうな。 たまには魔王も働かせ」
と言って、俺は、通話を切った。
俺は、タバコに火を付けて一服する。 隣にいるリンは、会話を聞いて少し期待感いっぱいでまっている。 俺はニヤリしながら「リン、今夜は大量だ。 血ぃあびんぞ。 蟻いんけど。。」というと、「蟻か、まぁいい 面倒なら黒炎つかう。」とニヤリ笑うリン。
俺たちは戦闘服に着替えて、準備してダンジョンに向かった。
数時間後、部屋についた俺たちは、かなりの量を討伐できたので満足し、洗浄魔術で綺麗にする。
「今日は、やっとダンジョンで楽しめたな」と俺がいうと、「うん、蟻以外はな」というリンだった。
確かに、蟻はな。。
そのまま、ベットにリンを押し倒し「我慢できねぇー 」と服を乱暴に脱がし激しく交じりあうのだった。 それは長く明朝まで続く。。。
ちなみに、夜のダンジョン間引きは、週3程度の頻度でシュン達は請け負っている。
ダンジョン課でも間引きを対応しているのだが、シュンとリンがこなしているのを幸いに休暇をとっているのであった。
◇◇◇
なお、シュンは興味がなく調べていないがダンジョンの階層は、初級は50階層、中級は80階層、上級は100階層ある。 各ダンジョンの最下層にダンジョンマスターがいる。 そして、10階層毎にエリアボスがいる。 エリアボスを討伐すると、転移魔方陣があらわれ出入口へもどり、再入場の際は次の階層からだ。 5階層毎にも帰還用があり、再入場は+1から開始となる。
ダンジョンが出来てから300年、初級でも今だ攻略者はいないのであった。
初級のダンジョンマスターがケルベロスで討伐できないのである。 このケルベロス、シュンがデケー犬と瞬殺している。 人間側は、初級が50階層あるのは知っているが、中級と上級が階層数は解明できていない。
ちなみにダンジョンには罠もある。 シュン達が間引いている時は罠は停止されている。 尚、エリアボス戦とマスター戦は、死ぬことがない。 挑戦者が受ける攻撃は、すべて精神ダメージに変換され、瀕死または死亡すると自動的にダンジョンの入口に戻される仕組みになっている。 挑戦や訓練に丁度いいともいえるが、各フロアで出てくる魔物達とは命のやり取りがあるので危険である。
人間社会において魔石が何に使われているかというと、魔道具である。 この200年で魔道具が目覚まし進化しつづけている。 意外にもシュンは興味を示さない。 といのも、現存する魔道具は全て魔術でできてしまうし、似たようなものは作ってしまっているからである。 自分さえ良ければいいシュンであるからだ。