ポエム大会
なんじゃこりゃあああああああ
赤組は"グッドポエマー"遼が率いるポエムクラブ。
青組は"フーリッシュポエマー"淳が率いるコピー軍団。
司会「まずは先攻のポエムクラブから行ってもらいましょう!先鋒のピータン君です!」
ピータン君「ああ、君はなぜそんなに透き通っているの。僕はね、君を初めて見た時にこう思ったんだ。「写真のあれみたい!あの、写真を撮って、色を反転?させたやつ!みたいだ!」ってね。」
10人の審査員がそれぞれ10点満点で採点するのだ。つまり、100点満点だ。
1人の審査員が手を挙げた。
「これは、誰に向けた詩なのですか」
突然審査員の頭が弾け飛ぶ。
司会「これはポエム大会なので、ポエムと言いましょう。........................返事は!!!」
返事がない。ただのしかばねのようだ。
審査員が一人減り、90点満点になった。
ピータン君「先ほどの、誰に向けたポエムかという質問ですが。これは、鏡の中の自分に向けて読んだ詩なのです。」ボーン!
ピータン君、死亡。
司会「学習能力が無いとこうなります。皆さんよく覚えておきましょう。........さあ、採点の結果は!!
左から、4点、5点、4点、6点、7点、5点、7点、3点、9点!合計50点!初っ端から高得点をあげた村瀬さん!ご感想を!」
「彼の詩には、他には無いユニークさがあり、セリフが入ったところで、高得点をあげよう。と、そう思いました。」ボーン!
村瀬ラム、死亡。
司会「審査員がまた減りましたー!先攻で良かったですねー!次の採点から80点満点になりまーす!ほい!次はコピー軍団先鋒、紺毛羅さん!」
紺毛羅「ああロミオ、どうしてあなたはロミオなの?」
審査員「私はロミオではありません」×8
司会「出ました!0点です!先鋒戦は赤組の勝利です!ここで5分休憩に入りまーす!」
掃除だ。掃除が始まるのだ。今、この会場は血の海なのだ。だから掃除するの!
休憩なので、トイレに行く者もいるし、おにぎりを食べる者もいる。
おや?1人変な格好の男がいますね。青組に、海パンの男がいます。面白い場所ですね。
司会「さあ!次鋒戦!次は青組から!サブローさん!どうぞ!」
1人の審査員が発言した。ヒステリーで有名な近松門左衛子だ。
「あなた、なぜそんな格好なの?ここは神聖なるポエム大会の会場よ?ちゃんと服を着なさい。」
先ほどの海パン男が叱られている。
サブロー「チョー気持ちいい」
門左衛子「なんとまあ!こんなに短いのに、深い心の叫びというか、喜びというか!なんて素晴らしい詩なんでしょう!」ボーン!
8点、0点、9点、0点、0点、7点、0点。合計24点だ。
司会「9点をつけた酒井さん!どうでしたか??」
酒井酒男「いや〜、この詩ねー、」ボーン!
司会「さあ!赤組次鋒の佐々木さん!どうぞ!」
「この紋所が目に入らぬか!!」
0点、0点、0点、0点、0点、0点
司会「おっと、これは何があったんだ〜?」
審査員「印籠を出すのは格さんだよ」
佐々木「いや、別に僕が助さんって訳ではないんですけど........」
審査員「君は佐々木じゃないか!そもそもさっきからまともな詩が出てこないじゃないか!」ボーン!
佐々木「詩!」ボーン!
どうやら佐々木は自殺願望があったらしい。
今残っている審査員は5名。まだ次鋒戦が終わった段階なのに。前例のないペースで審査員が減っている。このままでは決着がつかないかもしれない。
司会「ちょっと大変すぎるので掃除は省きます!さっさと終わらせましょう!はい!赤組中堅、ハチ公さんです!」
ハチ公「犬なう」
10点、10点、10点、10点、10点、計50点
司会「出ました満点!これ以上審査員を減らしたくないので感想は聞きません!次は青組中堅、淳さん!........え!?大将じゃないの!?」
淳「母さん、あのね、悲しませるつもりなんて無かったんだ。明日の今頃、僕がもし戻らなくても、そのままでいて、いつものようにしていて。何事も無かったように。」
審査員「これに至ってはさすがコピー軍団といったところでしょうか。司会の原さん、次からコピーやパクリは無しにしませんか」
司会「いやいや、今回も無しのはずなんですけどね........。コラ!みんな!人の詩をパクるな!」ボーン!
司会もいなくなってしまった。
(ピィィィイイタン!!ピィィィイイタン!!ピピピピピータンん俺のことー!ピピピピピータン俺のことー!)
遼(この歌は........。もしかしてピータンは生きてるのか!?いや........、あいつは詩と言ってしまったから爆発したんだ........)ボーン!
ポエムクラブ副将、魚馬「なにがどうなってる!大将は何も発言してないのに!しかもピータンの歌が聞こえる!」
コピー軍団大将、カーテル「俺達は詩の大会に来たはずだ!なのになんでこんなことに!!」ボーン!
現在の生存者
赤組ー中堅ハチ公、副将魚馬
青組ー先鋒紺毛羅、次鋒サブロー、中堅淳、副将ミミズえもん
審査員ー多治見暑子、多治見猛暑子、名古屋味噌太郎、ゴッド電球、にゃにゃ沢
赤組が圧倒的に少ない。
その時、1人の審査員が発言した。
ゴッド電球「司会もいなくなってしまったことだし、みんなでラーメンでも食べに行くか!」
残った11人でラーメンを食べに行ったのであった。
感想待ってます(*≧∀≦)