表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
変な話置き場  作者: 猫大長老
1/5

ポエム大会

なんじゃこりゃあああああああ

赤組は"グッドポエマー"遼が率いるポエムクラブ。


青組は"フーリッシュポエマー"淳が率いるコピー軍団。


司会「まずは先攻のポエムクラブから行ってもらいましょう!先鋒のピータン君です!」


ピータン君「ああ、君はなぜそんなに透き通っているの。僕はね、君を初めて見た時にこう思ったんだ。「写真のあれみたい!あの、写真を撮って、色を反転?させたやつ!みたいだ!」ってね。」


10人の審査員がそれぞれ10点満点で採点するのだ。つまり、100点満点だ。


1人の審査員が手を挙げた。


「これは、誰に向けた詩なのですか」


突然審査員の頭が弾け飛ぶ。


司会「これはポエム大会なので、ポエムと言いましょう。........................返事は!!!」


返事がない。ただのしかばねのようだ。


審査員が一人減り、90点満点になった。


ピータン君「先ほどの、誰に向けたポエムかという質問ですが。これは、鏡の中の自分に向けて読んだ詩なのです。」ボーン!


ピータン君、死亡。


司会「学習能力が無いとこうなります。皆さんよく覚えておきましょう。........さあ、採点の結果は!!


左から、4点、5点、4点、6点、7点、5点、7点、3点、9点!合計50点!初っ端から高得点をあげた村瀬さん!ご感想を!」


「彼の詩には、他には無いユニークさがあり、セリフが入ったところで、高得点をあげよう。と、そう思いました。」ボーン!


村瀬ラム、死亡。


司会「審査員がまた減りましたー!先攻で良かったですねー!次の採点から80点満点になりまーす!ほい!次はコピー軍団先鋒、紺毛羅さん!」


紺毛羅「ああロミオ、どうしてあなたはロミオなの?」


審査員「私はロミオではありません」×8


司会「出ました!0点です!先鋒戦は赤組の勝利です!ここで5分休憩に入りまーす!」


掃除だ。掃除が始まるのだ。今、この会場は血の海なのだ。だから掃除するの!


休憩なので、トイレに行く者もいるし、おにぎりを食べる者もいる。

おや?1人変な格好の男がいますね。青組に、海パンの男がいます。面白い場所ですね。


司会「さあ!次鋒戦!次は青組から!サブローさん!どうぞ!」


1人の審査員が発言した。ヒステリーで有名な近松門左衛子だ。


「あなた、なぜそんな格好なの?ここは神聖なるポエム大会の会場よ?ちゃんと服を着なさい。」

先ほどの海パン男が叱られている。


サブロー「チョー気持ちいい」


門左衛子「なんとまあ!こんなに短いのに、深い心の叫びというか、喜びというか!なんて素晴らしい詩なんでしょう!」ボーン!


8点、0点、9点、0点、0点、7点、0点。合計24点だ。

司会「9点をつけた酒井さん!どうでしたか??」


酒井酒男「いや〜、この詩ねー、」ボーン!


司会「さあ!赤組次鋒の佐々木さん!どうぞ!」


「この紋所が目に入らぬか!!」


0点、0点、0点、0点、0点、0点


司会「おっと、これは何があったんだ〜?」


審査員「印籠を出すのは格さんだよ」


佐々木「いや、別に僕が助さんって訳ではないんですけど........」


審査員「君は佐々木じゃないか!そもそもさっきからまともな詩が出てこないじゃないか!」ボーン!


佐々木「詩!」ボーン!


どうやら佐々木は自殺願望があったらしい。

今残っている審査員は5名。まだ次鋒戦が終わった段階なのに。前例のないペースで審査員が減っている。このままでは決着がつかないかもしれない。


司会「ちょっと大変すぎるので掃除は省きます!さっさと終わらせましょう!はい!赤組中堅、ハチ公さんです!」


ハチ公「犬なう」


10点、10点、10点、10点、10点、計50点


司会「出ました満点!これ以上審査員を減らしたくないので感想は聞きません!次は青組中堅、淳さん!........え!?大将じゃないの!?」


淳「母さん、あのね、悲しませるつもりなんて無かったんだ。明日の今頃、僕がもし戻らなくても、そのままでいて、いつものようにしていて。何事も無かったように。」


審査員「これに至ってはさすがコピー軍団といったところでしょうか。司会の原さん、次からコピーやパクリは無しにしませんか」


司会「いやいや、今回も無しのはずなんですけどね........。コラ!みんな!人の詩をパクるな!」ボーン!


司会もいなくなってしまった。


(ピィィィイイタン!!ピィィィイイタン!!ピピピピピータンん俺のことー!ピピピピピータン俺のことー!)


遼(この歌は........。もしかしてピータンは生きてるのか!?いや........、あいつは詩と言ってしまったから爆発したんだ........)ボーン!


ポエムクラブ副将、魚馬「なにがどうなってる!大将は何も発言してないのに!しかもピータンの歌が聞こえる!」


コピー軍団大将、カーテル「俺達は詩の大会に来たはずだ!なのになんでこんなことに!!」ボーン!


現在の生存者

赤組ー中堅ハチ公、副将魚馬


青組ー先鋒紺毛羅、次鋒サブロー、中堅淳、副将ミミズえもん


審査員ー多治見暑子、多治見猛暑子、名古屋味噌太郎、ゴッド電球、にゃにゃ沢


赤組が圧倒的に少ない。

その時、1人の審査員が発言した。


ゴッド電球「司会もいなくなってしまったことだし、みんなでラーメンでも食べに行くか!」


残った11人でラーメンを食べに行ったのであった。

感想待ってます(*≧∀≦)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ