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アルバイト輝夜 ~鍵山雛編~

クリスマス。

この単語は、どこかの現人神が幻想郷に持ち込んだ概念だ。

なんでも12月24だか25日に、どこかの国で聖人が生まれた日、という事らしい。

聖人というと、聖白蓮を思い浮かべるのだが……彼女の誕生日は24日でも25日でもないそうだ。

じゃぁ、一体どこの誰をお祝いする日なんだ。

と、本人にぶつけてみた事がある。


「やだなぁ、霖之助さん。クリスマスは恋人達の日ですよ」


という訳の分からない答えが返ってきた。

いやいや、聖人が生まれた日じゃないのか。

なんだ、恋人達の日、って。

いったいそれの何を祝うというんだ?


「はぁ、まったく」


という訳で、本日はクリスマス・イヴだ。

クリスマスの前日という意味でイヴという言葉を付けるらしい。

この意味も良く知らないな。

イヴ……一番初めの人間の名前だったか。

人間は大昔、猿だったらしい。

何を馬鹿な事を、と思うかもしれないが事実だそうだ。

ならば、妖怪の大元もあるのかもしれない。

例えば鬼だ。

今でこそ鬼は鬼なのだが、昔は妖怪や幽霊などの総称を鬼と言った。

もしかすると、妖怪の全ては鬼から生まれたのかもしれない。

この説を決定付ける存在がいる。

あの名無しの本読み妖怪、朱鷺子だ。

彼女は鬼でもないのに、頭に角があるのだ。

何より自分の事をよく知らないと言っているし、もしかすると彼女は過去から来たのかもしれない。

ここは幻想郷だ。

過去に忘れられた妖怪が、現在の幻想郷に存在したとしても不思議ではない。

まぁ、どうでもいい事だ。

今日はクリスマス・イブであって、妖怪の日ではないのだから。

だからといって、恋人の日だろうが聖人の誕生日だろうが、僕には関係ない。

そうだな……もうすぐ終わっていく一年を静かに噛み締める日、とでもしておこうか。


「それにしても……凄い吹雪だ」


窓の外を見ながら呟く。

本日は朝から大雪となった。

お昼を少し過ぎた現在も、雪は休む暇なく振り続けている。

雪女の本領発揮か、それとも氷精がまた紅魔館と大戦争でも始めたのか。

なんにしても、これじゃぁ聖人を祝う暇も恋人同士を楽しむ暇もないだろう。


「残念だったね」


軽く苦笑してから、僕は読書に興じる事にした。

店内に零れるストーブのオレンジ色の光。

なんとも温かみが溢れ、極上の読書空間となっている。

今日は誰にも邪魔されず、本を読む事が出来そうだ。



~☆~



読み始めてどれ位の時間が経っただろうか。

不意に、コンコン、という音が聞こえた。

なんだ? と、顔をあげる。

するとまた、コンコン、と聞こえた。

それは、紛れもなくドアのノック音だ。

こんな吹雪にいったい誰だ、と思いつつも僕は返事をした。


「どうぞ、開いてるよ!」


外は大雪なので僕は声を大きくして伝えた。

果たして、その声は届いたらしくカランコロンとドアベルが来客を告げる。

いったい誰だ、と僕は訝しげに客人を見る。

こんな吹雪に訪ねてきたのは……厄神様だった。


「……お邪魔します」

「どうしたんだい、こんな日に」


鍵山雛。

普段は玄武の沢や無縁塚にいたり、雛人形のリサイクルをやっているのだけれど……

こんな所へは滅多に来ない。

例え会えたとしても、ただの通り道。

彼女とは顔見知りではあるけれど、それほど深く関わっている間柄ではない。

あと、彼女は厄を溜め込んでいるので関わってはいけない。

不幸になってしまうからだ。

というのが彼女の対処法なのだが……もうここまで招き入れてしまったのだ。

仕方がない。

あとで厄払いしてもらおう。


「すいません、お店には来るべきではないのだけれど」


厄を纏う存在がお店に居たとなれば、営業妨害そのままだ。

まぁ、今日は仕方がない。

外は吹雪で、雛以外のお客さんなんて来ないだろう。

彼女が居るからこそ、吹雪となっている可能性もあるのだけど。


「阿求の新しい本に、疫病神と書いてあったね。何かやらかしたのかい?」

「えぇ、少し」


ペンは剣よりも強し、という事か。

天狗よりも厄介じゃないのか、あの人間。


「気にする必要はない。君は厄神様さ。疫病神じゃないよ」


その言葉に、雛はほっとした様に笑顔を浮かべた。


「それにしても、雪だらけじゃないか。どうしてこんな日に出歩いたりなんか?」

「実は……人間の里から物凄い念が溢れてて」

「念?」


えぇ、と雛は頷いた。


「妬みに近い念で、非常に厄いと思って……」


それだけで吹雪の中を出て行ったらしい。

大変だな、厄神様。


「でも、どうして人間の里からそんな厄が……?」

「読み取ってみると分かったんだけど。どうしてこんな日に吹雪なのよ、という恋人達の恨みっぽいものね。里の恋人達全体が不幸になっているから厄となってしまったみたい」


なるほど。

恋人達の日、というのが定着してしまったが為に、それを成就できなかったからモヤモヤしたものが発生したんだろう。

それが厄になってしまった、という訳だ。


「それからもう一つ」

「うん?」

「やけに、爆発しろ、という念も拾いました」

「なんだそれ?」

「さぁ?」


クリスマスに爆発?

なんだそれ。

聖人や恋人と爆発に関連するものなんか有っただろうか?


「何か思い当たる物はあるかい?」


雛は首を横にふった。

そうだな。

有る訳がない。

まぁ、考えて分からない物は考えないに限る。


「まぁ、いい。折角の縁だ、店内で雨宿り……じゃなくて、雪宿りをしていくといい」

「ありがとう、霖之助さん」


雛はにっこりと笑った。

まぁ、性質と性格は似て非なるものだ。

彼女がいかに危険な神様であろうと、彼女が優しいという事実は間違いはない。



~☆~



太陽が沈み、そろそろ暗くなった頃にようやく雪が降り止んだ。

雛はというと、ストーブが珍しかったのか快適だったのか、ずっと明かりを見ていた。


「おーい、雪が止んだぞ。そろそろ帰れると思うが……」


まぁ、いつまで居られても困る。

こちらも商売なので、営業妨害になる様な存在には早々にご退場願いたいところだ。


「ん~、どう霖之助さん。一緒にお酒でも?」

「どういう風の吹き回しだい? いや、この場合は厄の吹き回しか?」

「いえ、他人と長時間いる事が珍しいから、ちょっと恋しくなっただけよ」

「まるで告白みたいに聞こえるが?」


あらやだ、と厄神様が笑う。


「誰かと時間を共有しているのに恋しくなっただけよ」

「あぁ、分かっている。そうだな、恐らくこんな日でもやっている屋台があるから、そこで呑もうじゃないか」

「えぇ」


ご機嫌に頷いた雛と連れ立って、僕は香霖堂を出た。

店仕舞いは少しだけ雛に手伝ってもらって、手早く準備を済ませた。

しかし、それにしても外は寒い。

朝から降り続いた雪のせいで、一面の銀世界だった。

空を見上げれば、重い雲は消え去り、星空がのぞいている。

星の光が雪に反射して、幻想郷らしく幻想的な風景を僕達に見せてくれた。


「博麗の巫女が冬の精霊を退治したのかもしれない」


欠けた月を見ながら、僕は呟いた。

それから新しい雪の上に足跡をつけて歩いていく。

その後ろを、雛が歩きながら付いてきた。

迷いの竹林へと向けて、ざくりざくりと雪を踏みしめていくと、やがていつもの歌が聞こえてくる。

夜雀の屋台の店主、ミスティア・ローレライ。

彼女の奇妙な歌声だ。


「ねぇどうしてどうして教えて~♪ 右~と左~は父、母~♪ ひとつの机を~、囲んで八目鰻を食べてる~♪」


今日の歌はなんだか母親が10歳辺りの少女を連想させる曲だな。

店主の歌声を聞きながら屋台へと到着した。


「はい、小町。次はこれを食べなさい。あ~ん」

「はい、映姫様。あ~ん」


屋台にはすでに先客が居た。

閻魔様と死神だが……なんか、妙に仲がいいな。

というか、表情から伺うに相当酔っ払っている気がする。

吹雪が凄かったもんだから、早目に仕事を切り上げたのだろうか。

まぁ、二人の仲を邪魔するのも気が引けるので、僕達は隣の長机の方に座る事にした。

大きな木を真っ二つにしたテーブルの中央には大きな赤い番傘。

番傘には赤提灯が吊るされ、薪ストーブの明かりと共に仄かに周囲を照らしていた。

椅子代わりに設置されている切り株に座ると、いつもの様に屋台の方からアルバイト店員がやってくる。


「いらっしゃい香霖堂。それからお人形さん(二回目)」

「なによ、そのカッコ二回目って」

「メディスンの時にやったから二回目なのよ。お雛様だっけ?」

「えぇ、その雛人形よ。雛でいいわ」

「いらっしゃい雛」


付け出しよ、とアルバイト店員であるお姫様、蓬莱山輝夜がきゅうりの漬物を出してくれた。


「それにしてもまた妙な組み合わせね。香霖堂にナンパでもされたの?」

「僕は船になんか乗ってないぞ」


うっ。

輝夜に鼻で笑われた。

さすがに安易すぎる冗談だったか。


「猛吹雪の中、助けてもらっただけよ」

「へ~。まるで傘地蔵ね」


傘地蔵?

あれか、お爺さんが売れ残った傘を地蔵に付けてやると恩返しにくるってやつか。


「ただの雪宿りさ。その後、雛が僕と別れるのが恋しくなったらしい。それでお酒を付き合う事にしたのさ」

「え、本当に? やめときなさい、雛。この朴念仁は正面から告白しても逃げるぐらいのヘタレよ」

「あら、そうなの? 私ってば男運が無いわね。厄いわ」


うふふ、と輝夜と雛が顔を合わせて笑った。

なんだそれ。

どこに笑えるポイントがあったのかサッパリと分からないぞ。


「さ、何呑む? 何食べる?」

「僕はいつもの」

「はい喜んで♪ 雛は?」

「そうね、お酒は日本酒で。あと、温かいものが食べたいわ」

「はい喜んで。ちょっと待っててね」


輝夜は屋台に向かうと、すぐに戻ってきた。

相変わらず早い。


「はい、まず竹酒ね。どうぞ」


輝夜から竹で作られた器を受け取る。

そこに竹筒に入れられた永遠亭特性の日本酒がとくとくとくと注がれていった。


「私も呑んでいい?」


輝夜の言葉に雛が僕を見た。

決定権は僕にあるらしい。


「いいよ、一緒に呑む酒は美味いからね」

「ふふ、両手に花ならぬ両手に美酒ね」

「残念。僕の両手は大抵、本で埋まっているんだ」


団子よりはマシかしら、と雛が笑った。


「かんぱい」


僕が声をかけ、雛と輝夜に器をコツンと当てる。

それからチビリと一口呑んだ。

広がる甘みが過ぎ去り、日本酒特有の辛味がほんの少し押し寄せる。

だが、それも喉を過ぎれば消え去り、後はさっぱりとしており、苦味も何も残さない。

さすがは永遠亭の竹酒。

いつ呑んでも美味い。


「はい、香霖堂には筍ご飯ね。雛には和風ロールキャベツよ」


ありがとう、と受け取るとさっそくとばかりに頂く。

今日はいつもと違ってニンジンと山椒の葉が乗っていた。


「クリスマス特別製よ。確か赤と緑で飾りつけしたわよね」

「クリスマスツリーかい? それなら緑だけど赤はなんだ?」


クリスマスツリーに飾る物は、赤と決まっている訳ではない。

だが、不思議とクリスマスには赤のイメージが有った。

ふむ。

いったい何の赤だったか……?


「赤はサンタクロースじゃないかしら」


あっちっち、とロールキャベツを食べる雛が答えた。


「サンタさんっていって、子供達にプレゼントを配る妖怪がいるらしいわ」

「へぇ~、素敵ね」


妖怪……なのか?


「そういえば雛もクリスマスみたいな彩りね」


あぁ、なるほど。

輝夜に言われて気付いた。

雛の服は赤だし、それなりに華やかだ。

加えて髪は緑なので、クリスマスを連想させる。


「そういえばそうね。私も今気付いたわ。丁度いいから、子供達に厄をプレゼントして廻りましょうか」


クルクルと指を廻しながら、雛は笑う。


「やめてください」


幻想郷中の子供達の代わりに、僕が頭を下げておいた。

クリスマスという日に子供達が一斉に不幸になっては、恐ろしい行事となってしまう。

異変は未然に防ぐ事も大切だ。

一応、僕も幻想郷縁起の英雄項に載っているので。

たまには良い事もしないとね。



~☆~



「じんぐっべー、じんぐっべー♪」


どうやら雛はすっかりと酔っ払ってしまったらしい。

赤い衣装に赤い顔。

そして緑の髪、となるともう完璧なクリスマスツリーだ。

そんな雛がご機嫌にダンスを披露し、それをやんややんやと映姫と小町が囃し立てる。

ミスティアも酔っているのか、さっきから同じフレーズばかりを歌っていた。


「さっきはビックリしたわ」

「ん?」


少し赤くなった頬に手を添えながら輝夜が言ってきた。

ユラユラと揺れる薪ストーブの明かりが彼女を照らす。

少しだけ潤んだ瞳が煌いてみえた。


「雛が、恋しくなったって言った事」

「そうかい?」


僕は器をあげる。

すかさず輝夜が酒を注いでくれた。

返杯とばかりに竹筒を受け取り、輝夜の器に注ぐ。


「今日はクリスマス。恋人達の日ですもの。厄神様が女になってもいい日だわ」

「その相手が僕だっていうのかい?」


えぇ、と輝夜は笑った。


「僕に、そんな相手は勤まらない……いや、務まらないか」

「謙遜?」

「謙遜でも遠慮でもないよ」


そう。

だいたい、恋人達の日という前提が間違っているのだから。

今日は何でもない、ただある聖人の誕生日というだけだ。

そこにそれ以上の価値は無い。


「例え、よしんば恋人達の日だったとしても……僕の出番はないよ」

「どうして?」

「僕は主役じゃないからね」


そう。

クリスマスの主役といえば、別の存在だ。


「さっき話していたサンタクロースと、子供達が主役であるべきだ」

「あぁ、なるほど。サンタさんって義賊らしいわね」


石川五右衛門しかり、鼠小僧しかり、だ。

まぁ、困っている人に働くというのが義賊だから、少し違うのだけれど。


「あ~、踊った踊った~。なんの話~?」


と、そこへ雛が戻ってきた。

お酒が入ってクルクルと廻る踊りを披露するとは無謀もいいところなのだが、本人が満足そうだし、まぁいいか。


「サンタクロースの話よ。雛は何か欲しい贈り物はある?」

「私か~」


う~ん、と雛は人差し指を口元に当てて考える。

普段の彼女からは想像もできない姿だけど、これが酒の力というものか。

恐ろしい。


「そうね……タダでもらえるんだったら、男かしら」


――。

危ない。

危うく酒を噴き出すところだった。


「あら、良い趣味してるわね。どんな男がいいかしら?」


おいおい。

お姫様が乗っかってしまった。


「そりゃぁ、いい男よね。従順で何でも言う事を聞いてくれるの。そんな男が欲しいわ」

「へぇ~、雛って加虐趣味があったのね」


いわゆるサディストというやつだろうか。

恐い。


「私に関わると、みんな不幸になるでしょ? でも私から離れられない。愛されているが故に愛しているが故に幸福であり不幸である。どうかしら?」


雛の言葉に、輝夜が満面の笑みを浮かべた。


「いいわ、いいわね。素敵よ雛。どうしようかしら、ちょっと一杯奢らせてくれない?」


なんだそれ?

どこが気に入ったんだ?

というか、輝夜から奢るなんて言葉が出てくるのか?

珍しい。


「かんぱ~い」


良い酒が良いグラスに注がれ、チーンと乾杯の良い音が奏でた。


「で、その男は香霖堂でもいい?」


ニヤリと笑いながら、輝夜が僕をチラリと見た。


「霖之助さんか~。ちょっと足りない感じじゃない?」

「あぁ、少しばかり足りないかしら」


なにが?

僕の何が足りてないっていうんだ。


「被虐性よ。なんだっけ、まぞひすとだっけ」

「あぁ、それそれ。こう、おあづけした子犬の様な表情が出来ないでしょ」


出来ないでしょ、というか、そんな表情したくない。


「ふふ、ちょっと縛ってみましょうか」


は?

と、僕が声をあげる暇もなく、輝夜と雛の姿が一瞬ブレた。

次の刹那には、僕の手が雛のリボンで結われていた。

がっちりと。


「輝夜……能力をこんな事に使わないでくれ」


恐らく須臾の時間を引き延ばしたんだろう。

雛と共に引き伸ばされた時間で僕を縛ったに違いない。


「うふふ、霖之助さんってばプレゼントみたいですよ」

「いいから外してくれ。このままじゃお酒も呑めない」


二人の少女は僕の言葉に耳を貸さず、きゃっきゃと笑っている。


「雛、きっとこれがサンタからのプレゼントだわ」

「え~、いらないな~。私じゃなくて輝夜さんにじゃないですか?」

「あらそう?」


お姫様がうふふと笑って、僕の顔を撫でた。


「喜びなさい香霖堂。私が貰ってあげるわ」


愛の告白。

にも、似た冗談。

あぁ~、もう、どうしてこうなったんだろう。


「この程度の不幸で済んで良かったじゃない」


耳元で静かに輝夜が言った。

なるほど。

そういう考えもあるか。

ならば、僕は不幸になったフリをしなければならない。


「まったく、色気の無い話だ」


そう。

いつも通りの不幸っぽい台詞。


「あら、もっと色気のある縛り方をしてほしいみたいね」

「嘘です、ごめんなさい」


僕は盛大にため息を吐いた。

まぁこれはこれで、森近霖之助らしいと言えばらしいんだけどね。

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