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グッドアンドバッド  作者: 村右衛門
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第四章 裏切り者



第四章 裏切り者


 しっかりとした目標が立ってから、僕らは図書館を出た。まだ昼まで時間があるし、ということで少し作戦会議だけしといてから解散することになった。

「で、今の目標を確認しとくで。まず、欠界に行く方法を探す。それで、欠界に何があるか、どんなことをすれば世界を救えるんか、そういう情報を集める。そっからは実行に移すのみ」

言葉にしてまとめてみたらホントにちゃんとした道しるべを辿れてる、って気がしてくる。あとは、計画を実行に移してく。それだけ。僕らなら、出来るはずや。霧乃崎家やって、僕らみたいな子供にはなにも出来ひんって甘く見てるはず。それを逆手に取れれば、僕らにも勝機は見えるはず。

「ところで、欠界について調べなあかんのはわかったんやけど、どうやって調べんの?世界の仕組みと同じで秘密にされてんのちゃう?」

アイミさんが疑問を提示する。カミラ君もうんうん、と頷いとった。

「それやけど、霧乃崎家に潜入したいと思っとる。」

「はぁ!? 無理に決まっとるやろ!」

「流石にきついんとちゃう? 俺ら子供やし」

アイミさんとカミラ君の猛反対を宥めつつ、まあ、そう思うんも仕方ないなぁ、と思う。僕やって、仲間がそんなこと言いだしたら止める気する。けど――

「霧乃崎家とは、いつか接触せなあかんかった。今は多分僕らは敵として認知されてへんはずや。今のうちに行動した方がええ。」

「まぁ、それもそうやけど……」

アイミさんは納得しきれへん様子やった。けど、僕の説明に不備があるとは思えへん。納得するしか、ないはずや。

「分かった……。けど、三人で行く。これが絶対条件。いい!?」

うん、分かった。と返しつつ、カミラ君の様子を見てみた。カミラ君が納得してへんのやったらその時はもう一回考えなあかんな、と思ったけど、カミラ君は決意に満ちた顔をしとった。こんな顔した人相手に、決意を試すことなんて、僕にはできひんな。

「よし、三人で、この世界を救おう!」

おおー! と三人で声を合わせて、皆でこぶしを突き上げた。


「じゃあ、後で迎えに行くよ」

アイミさんとカミラ君を不幸世界に送り届けてから、僕らはそう言って解散した。もうお昼ご飯の時間になってまう。急がへんと食事の時間に間に合いそうになかった。僕は幸世界へと戻ると、自分の家に急いで走った。

 お昼ご飯の時間にはぎりぎり間に合った。二十分くらいで食事を食べ終わって、もう一回アイミさんとカミラ君を迎えに行く準備を整える。そん時、家の呼び鈴が鳴った。

突然の来客に、僕は扉に走っていった。扉を開けると、そこには男性が立っていた。その表情は笑顔ではあったが、どこか暗かった。時にこの世界で見る表情やった。けど、どっか違う気がする。他の人は何となく、影が差してるような……みたいな感覚やけど、この人は絶望を抱えている、ということが分かる。

「君が、天宮クルト君かな?」

「あ、はい。そうですけど」

この人は僕に用があるみたいやった。けど、この人が誰なんかは一切わからん。覚えてへんだけかもしれんけど、今は隠し事も多い状況やから、あんまり簡単に人と接触出来ひん。

「自己紹介しましょ。霧乃崎アミトや。以後お見知りおきを」

取り繕う暇も有らへんかった。聞こえてきた言葉に、言葉を失った。この男ははっきりと言い切った。自分が霧乃崎家の人間であるってことを。これは、何が狙いなんや?わざわざ訪ねてきたってことはなんか情報を掴んだってことやろうけど、僕から情報を絞り出そうとするんやったら警戒させるようなこと言ったら逆効果になってまう。何か他の、狙いがあると考えたほうがええ。

「少々話があるんやけど、中に入らせてもらってもええですかぁ?」

「突然ですんで、そんな簡単には……」

霧乃崎アミトは僕の反応を聞いて、周りをきょろきょろ見ながら考える動作をする。

「まあええわ。単刀直入に話すけど、『GOOD・N・BAD』っちゅう本、読んだことある?」

いきなり、核心をついて来はった。やはり、僕に関して何らかの情報を得たんや。特にあの本に関しての。やからわざわざ家まで来て事実確認しに来た。ここで僕がなんか選択肢を間違えたら終わる。

「大丈夫や。私は君の仲間やから。ところで、家に入れてもろても?」

霧乃崎アミトは、にこやかにそういった。何が何でも家に入ろうとしとる。ここまで来てもう一回断るんも難しい。今はお母さんも買い物に出てておらんし、部屋は散らかってるどころか綺麗やから、断る理由もない。

「まあ、ええですよ」

どうも、と軽く会釈して霧乃崎アミトは僕の家に入ってきた。客人が訪ねてきた時の礼儀は僕にはわからんけど、相手だってかなり強引に家に入ってきたんやし、こっちも何となくでええはず。一応、そのあたりにあったお茶だけ茶碗に入れて持ってった。

「それで、本題に入ろか。さっき言うたように私は君の仲間や。やからこそ、自分の名前も隠さんと教えた。それでやけど、仲間に入れてくれへんか?」

「どういうことですか?」

「君らしか知らん情報やってあるやろうし、霧乃崎家やからこそ知っとる情報もあるはずや。やから、その情報を共有せえへんか、って話。」

今のところ、霧乃崎アミトの狙いが見えてこおへん。霧乃崎アミトには得がないように思えるし、何の目的で僕に近づいたんかもわからん。

「あなたは、それによってなんか利益を得れるんですか」

「どういうこと?」

「聞いとる感じやと、あなたに得がないように思えるんです。なんか利益があるから子供と味方になろうとしてはるんですか?」

「そうやなぁ。私はなぁ、霧乃崎家を裏切ろうと思ってん。」

まあ、それなら一応筋が通っとる気もする。霧乃崎家を裏切るために、僕らの情報も使っていこうと。そういうことなら分かる。けど、何か怪しく見えてまう。

「まあ、簡単に信じてもらえるとは思ってへん。一つ、話を聞いてもらおうか。その話を聞いてから、決めたらええ」

「話、ですか」

「なんで、私が霧乃崎家を裏切ろうとしたんか。」

話をしてくれるというんやったら、是非聞いておこう。こっちの情報を取られるんは困るけど、相手から情報をもらえるんやったら是非もらう。何が何でも、情報でこちらが上に立たへんとあかん。元々、大人と子供ではどちらが身体的、社会的に力があるか、って言ったら完全に大人やねんから、大人やとしても常に優位に立てるわけではないところで、こっちが優位にならな、勝機は見えてこおへん。

「私の記憶の中で、一番古いものは―――」

霧乃崎アミトの、昔語りが始まった。


 私の記憶の中で一番古いものは、幼少期、霧乃崎家の教育を受けだしたころや。霧乃崎家では厳しい教育がなされとった。私の兄弟はもともと五人やったけど、一番上の兄と、弟二人は厳しい教育の末逃げ出してもうた。けど、霧乃崎家に見つかって処分されることになった。私だって、逃げ出せるなら逃げ出したかった。けど、そんなことをして結果としてあるのはただの死のみ。幸世界に住んでいようが、不幸世界に住んでいようが、死の恐怖だけは残ってる。その死を前にして、幼少期の私も、残された弟も、同様に恐れを抱いた。やからこそ、二人とも全力で、教育を受け続けた。それ以外に道なんてあらへん。ただ、やり切らなあかん。そうやないと、殺される。それだけが事実やった。

 私は、そんなに才能があったわけやない。けど、根気だけはあった。殺されてなるもんか、という想いだけで、生き残ってきたみたいなもんや。やけど、私の弟は違った。圧倒的な才能で教育を乗り越えてた。私は、厳しい教育のせいで辛さが募り、壊れかけてたのに。弟には、勉学にも、運動にも才覚があった。やから、教育係からの扱いもよく、一度も鞭を振られたことない事で有名やった。

 そんな、才能の塊を前にして、驚き、慄然とした。今までは、根気だけでどうにかやってきた。けど、才能がある弟相手に、根気だけでは勝てへん。ここで負けたら、私の役目、存在価値、それらが無くなってまう。つまりは、自分の死を意味する。そんなんは、困る。何が何でも、私は生きたかった。やから、勉学にも今まで以上に力を入れ、弟に勝る力を手に入れようとした。

 次期当主、という肩書を持っとったんは、その時私やった。継承権を考えればそれも妥当なことや。けど、才能がある弟に、継承権なんかがちゃんとした意味を持つんか、それは不安やった。

 当主として選ばれたんは、弟やった。霧乃崎ナミト、改め霧乃崎ナミヒト。その時の当主やった父上が自分の独断を貫き通さはった結果やった。私は、何とか生かされた。やけど、当主という目標を失い、弟に負けた、っちゅう事実もあって、私から霧乃崎家に対する執着が、そん時消えた。そしたら、全てがあほらしくなって、霧乃崎ナミヒトのしてることが人の道を外れたもんなんやな、ってことが分かるようになった。それで、反旗を翻そうとしたんや。

 あと、もう一個理由がある。それが父の死やった。ある時、父は自分が〝囚われない人間〟やってことを私とナミヒトの二人にだけ言わはった。幸世界や不幸世界、そのどちらにいようと、幸せと不幸せ、その両方が分かる人のことや。つまり、この世界の真実を知った時に、それを理解できる。父の存在が、霧乃崎家に囚われない人間を認知させた。けど、つまりは父もそんな存在になり得るっちゅうことやった。やから、ナミヒトは父を殺した。霧乃崎家に害をなす〝可能性があった〟から。その時、この男をそのままにしておくのではいけない、と思った。

 まあ、この二つが私が霧乃崎家を裏切ろうと思った理由や。


「さて、納得してもらえたんかな?」

霧乃崎アミトの話は理解した。確かに、それやったら裏切ろうと思っても、おかしないんかもしれん。けど、この話のなかで、霧乃崎家に対する恨みごとってのは直接的にはあらへんかった。あったんは霧乃崎ナミトに対する恨み言。霧乃崎アミトが恨み、陥れようとしてんのは霧乃崎家やない。霧乃崎ナミト、という個人や。ほんで、その人が当主やってことを考えたら、僕を利用して当主の座を奪おうと考えてる、とするのが妥当。何にせよ、話の前に言ってたことと、話の内容が微妙にあってへんから、信じれそうにはない。けど、折角の情報源や。相手がこっちを利用しようとするんやったら、僕やって相手を利用してやる。どっちが利用するのか、っちゅう戦いや。

「確かに、納得できる理由やと思います。」

「てことは、仲間にしてくれるっちゅうことでええんやな?」

「ええ。情報共有しましょう。ちょっと、これから少しして用事があるので、急ぎ足で行かせてもらいますよ」

質問を重ねて出来るだけ情報を集めてやる。

「聞きたいんですけど、その〝囚われない人間〟ってもんについて、霧乃崎家はどんなけ把握してるんですか?」

「そうやなぁ、存在を知っとるくらいで、なんでそんなもんが生じたんか、とかそういうことは分かってへん。けど、囚われない人間は基本的に無条件で霧乃崎家の敵とみなされてまう。その事実を知られへんようにしぃや」

「分かりました。やったら、囚われない人間以外に、この世界に綻びなんかはあるんですか?」

「霧乃崎家が認知してるもんは他にはない。けど、他にもなんかあってもおかしないとは思っとる。」

「そうなんですね。では、霧乃崎家って、どこにあるんですか?」

「東鞍馬口通りを東に行って、東大路通りを北に行ったとこらへんにある。」

相手に質問する隙さえ与えへん。そうすれば、こっちの情報は取られへんようにしながら相手の情報は取れる。けど、こんな強行手段がいつまでも通じるとは思わへん。情報はもっと欲しいけど、ここらへんで退散した方がよさそうや。

「あぁ、もう時間ですねぇ。すいませんけど、用事がありますんで」

「こっちの質問には答えてもろてへんで?」

「また時間があるときにいつでもうちに来てください。そん時にそちらの質問も受けます」

「まあええわ。じゃあ、一つだけ。仲間はほかにおるか?」

「ええ、いますよ」

にこやかに、そう言い切り、霧乃崎アミトを家から送り出す。そんで、急いで不幸世界へ向かう。


「あ、クルト君! 遅かったやん」

「ごめん、ちょっと遅れてもうた。」

「十分も待たされるて、不幸やな」

「ごめんなぁ。」

「今カミラ君は、カミラミの方の人格やから、何言われてもあんま気にせん方がええで」

アイミさんにそう言われて、僕は頷いた。カミラミの人格は、こんな風なんか。あって一日しかたっとらんし、あんま知らんけど、アイミさんの話で聞いてた通り、物静かな性格なんやな。まあ、不幸しか感じひんのに元気になるなんてことも有らへん気がするけど。

「じゃあ、一旦幸世界行こうか」


 幸世界に来て、軽く三人で歩いた。少し歩いたところになぜか全然人がこおへん公園があるから、そこで作戦会議することになっとった。

「色々と分かったことがあんねん。」

「何が分かったん?」

「霧乃崎家の家がある場所とか?」

「ほんまに!?」

僕は、アイミさんとカミラ君に霧乃崎アミトが接触してきたことを話した。霧乃崎アミトが僕を利用しようとしてくれて助かった。色々情報ももらえたし、霧乃崎家の内情についてもいくつか分かった。

「多分やけど、今がチャンスや! 出来るだけ早く霧乃崎家に特攻すんで!」

「けど、カミラ君の人格がこれなんやしなぁ。出来るんやったらカミラムに戻ったらにしようか」

「よし、やったらカミラ君の人格が元に戻ったら霧乃崎家に行こか。」

「今までの感じやったら、多分今日の夜くらいにはカミラムに戻ると思うねん。」

「分かった。じゃあ、その時にもう一回迎えに行くわ」

ということで、幾つか情報を共有して、夜の七時にもう一度集合する約束を立ててから僕らは不幸世界に戻った。

「じゃあ、夜の七時にもう一回このらへんで集合な」

「次は遅れんといてや!」

僕らは解散した。アイミさんとカミラ君はそれぞれの家へ。僕は幸世界に帰った。


 そして、夜七時。不幸世界に到着した。

「こんな時間に集まらなあかんて、不幸やなぁ」

カミラ君は、カミラミの人格のままやった。

「もうすぐカミラムの方に戻ると思うし、一旦霧乃崎家のとこまで行こ。」

アイミさんにそう提案されて、僕らは霧乃崎家に向かって歩き出した。

「大体、どんくらいの周期でカミラムとカミラミの人格は変わんの?」

霧乃崎家に向かってる間、ちょいと時間もあるし、その間暇やな、と思って世間話を振った。カミラ君は最初に言葉を発した時以外あんま話してへんし、失礼な話やけど、ちょっと存在感が薄かった。

「そうやなぁ。カミラムとカミラミの人格の継続時間は、カミラムの方が長いことがほとんどやねん。で、カミラムは十七時間ぐらい続いて、カミラミは七時間くらい続く感じ。今日は昼の一時くらいからカミラミになったし、七時にはカミラムに戻ってる頃かな、思ってんけど、戻ってへんかったなぁ」

何故、アイミさんはそんなに知ってるんやろう。そこまで行くとかなりすごいと思うねんけど。

「あ、クルト君、なんで私がこんなに知っとんねん、って思ったやろ?」

「アイミさんは心が読めんのですかぁ?」

「二つの世界があったり、それぞれの世界をお祈りで行き来出来たりできるんやし、心が読める人がいてもおかしないやろ? 読めへんけど。」

一瞬納得してもうた自分が恥ずかしい。

「カミラ君は、あんな風に特異点があるから、不幸世界では特に異端児って見られててん。けど、幸せなんて不幸世界の人らはわからんのやし、あんまいい扱いは受けてへんかってん。やから、私が一緒にいたげることが多かった。そしたらいつの間にか人格の変化の法則にも気づいてたって感じやな。」

「そうなんや……」

図らずも、湿った空気になってまう。カミラ君も、初対面があんなに元気やったから忘れそうになるけど、かなり大変な思いをしてきた一人なんや。アイミさんとか、カミラ君に会う前は自分だけが異端児やと思っとった。それどころか、本を読む前には自分が異端児やっちゅうことさえ分かってへんかった。けど、本当は他にも異端児として扱われる人はおったし、僕よりもっと大変な思いしてる人もおった。自分のことを異端児やと思ってたことが、なんだか悪いことみたいに思えてしまう。

「二人とも、どうしたん、暗い顔して」

僕とアイミさんが黙り込んでしまった時、カミラ君が後ろから声をかけてきた。

「カミラ君。何でもないよ。これから霧乃崎家やしね。ちょっと緊張してんのかもしれん。」

カミラ君は、カミラムの人格の方になったっぽい。これで安心やな。


     *     *     *


 霧乃崎アミトが、呼び出されていた。霧乃崎アミトの数歩後ろには新しく着任した執事服の青年がいる。

「それで、兄上。報告をどうぞぉ」

相変わらずねちっこい話し方やなぁ、と思いつつ霧乃崎アミトは頭の中で報告をまとめる。

「対象と接触したけど、本は読もうと開いたけど、ファンタジー小説と思ってるみたいやったなぁ」

霧乃崎アミトは、表情を一切変えず、そう言い切った。

「そうですかぁ。ならええんです。」

霧乃崎ナミヒトはそう言って霧乃崎アミトに退出を促した。霧乃崎アミトはすぐに部屋から出て行く。

「それで、見張ってた奴らからの情報はなんかあったん?」

霧乃崎アミトが退出した後、霧乃崎ナミヒトは正面を見据えたまま、声をかけた。横に取り付けられた扉から、執事服の老紳士が現れる。

「はい、大収穫です。〝あの本〟に指紋が残っていた天宮クルト、という子供が霧乃崎家に接触する、という計画を立てていました。仲間は残り二人のようです。」

「へぇ、おもろいやん。兄上の報告とは違ってるなぁ。少年はただのファンタジー小説やと思っとるんとちゃうん? 兄上が、騙されたんかなぁ」

霧乃崎ナミトは微笑を浮かべ、手慰みにそのあたりにあった置物を手の中で回す。

「しっかり歓迎の準備せなあかんなぁ」

置物が机に勢い良く叩きつけられ、カンッと鋭い音が鳴る。

「既に手配しております」

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