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それでも、生きていた  作者: sinnemina
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第2−4話

あまり寝れなかったな。


寝足りないが、朝日が差し込んできたので自然に起きれた。洗顔をし、出来る限り水を飲んでいく。準備は整った。




もう、残った進路は向こう岸の山を越えるしかない。水を確保出来てるとはいえ、このままじゃジリ貧だ。なので、一日で山を越えて人里に降りるのが本日の目標だ!




靴と靴下を脱ぎ、川を渡る。渡り終えたら足の水を川原の石で拭い、また靴を履く。そして山を見上げる、……なかなか高いな。




だが、行かなきゃ死ぬんだ! そう自分を奮い立たせ僕は出発した。




何か楽しい事でも考えよう。そうすれば登山も苦に思わないはずだ!  下山したら何をしようかな? 美味しい物が食べたい! お風呂に入りたい! 異世界探索をしてみたい! あー、でもお金が無限にある訳じゃないから働かないと…。 多分、ギルドは無いな。魔物が出ない設定だったからな。 うーん、かといって現代知識を使ったら、何処かで見てる思念体は笑うだろうな。


「やっぱり使ったんだね!」とか言ってきそうだ。




楽しい事だけ考えるはずが、段々、ネガティブな思考になってしまった。





にしても、趣味登山って人はすごいな! こんなの苦行じゃないか。楽しさが見出せない。何で好き好んて休日にこんな事するんだろう? などと失礼な事も考えていると頂上に着いた。




見下ろしてみると、煙が立ち昇ってるのが見える。この山を降りれば人に会える!


人がいるとなるとモチベーションが違ってくる、先程までのダラダラした足取りが嘘の様に軽くなっていく。


声が届くかと思い、試しに叫んでみる。返答がない。やはり自力で下山するしかないようだ。




水も食料も無いので内心焦っていた。


が、よかった。これで一安心出来る! もうすぐだ! 




大分、下まで行くと独特な臭いがしてきた。堆肥みたいな臭いだ。




そして無事に下山すると小さい丘にポツンと家が建っているのが見えた。やっと着いた!





遭難編 ~完~

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