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俺と彼女と子供の話

学園で全校生徒を巻き込んだプロポーズから早2年と少し、家族は2人から3人に増えました。


俺とアイリーンの間に愛の結晶が生まれて数ヶ月、今俺達は子供の夜泣きに悩まされていた。

その日の夜も眠って1時間経たないうちに夜泣きが始まった。

「すみません、ジル様……。明日もお仕事なのに。」

子供の泣き声で目を覚ます度にアイリーンはそう俺に謝ってくる。

「構わない。それに可愛いわが子に起こされるんだ。こんなに嬉しい起こされ方はない。」

そう言って授乳をするアイリーンを後ろから邪魔にならないように抱きしめる。

俺とアイリーンの子どもはヴィルヘルムと名付けられた男の子だ。

俺よりも幾分か明るい燃えるような赤い髪に、アイリーンより暗い深碧の瞳を持っている子供で、冬に産まれたこともあって赤と緑なんてクリスマスみたいだと笑いあった。


授乳が終わった後、アイリーンからヴィルを受け取りげっぷをさせる。

「旦那様、私が寝かしつけますわ。」

「いいよ。アイリーンには昼間も頑張ってもらってるから夜くらいは俺が相手するさ。」

お腹いっぱいになって眠くなったのかもうウトウトし始める我が子に気を使いながらアイリーンにそっとキスをする。

「おやすみ、アイリーン。」

「おやすみなさいませ、ジル様。」

腕の中でもうスヤスヤと寝息をたて始めた可愛いわが子の額にキスをしてベッドに下ろす。

「おやすみ、ヴィル。良い夢を。」

俺に幸せをくれる女神と天使の寝顔を眺めて、またつかの間の睡眠を取る。



「ジルっ!!書類を枕に寝るんじゃないっ!!!」

翌日休憩中にリーンハルトに怒鳴られるところまでがワンセットになっている今日この頃。

「すまない……。」

エナジードリンクが切に欲しいです。

こんな感じの話をまったり投稿していきます。

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