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優しい異世界チート転生  作者: 夜空 夜
1章 次話を投稿できない作者のミスで優しいチート2を書く
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2話 2人の赤ちゃん

俺は煩い何かの音で意識を取り戻した。

目が閉じてるのか開いてるのか分からないほど辺りは真っ暗だった。ここは少し寒くジメジメしていた。

俺は中途半端に意識が覚醒していてあまり深く考えられないほど意識が朦朧としていたが隣で泣き叫ぶ声で頭がクリアになった。


「オギャーオギャアー」


なんの声だと言われなくても人間の赤ちゃんだろうと判別できた、しかし、赤ちゃんが近くにいるのか?そもそも俺はどこにというかここ何処だ?俺は暗くジメジメしてるこの空間が怖くなってきた。


恐怖ではやく明かりを探すべく起き上がろうとするが俺の体が上手く動かない。誰か助けを呼んだ方がいいな。そんな俺は(誰かいませんか)と言おうとしたが。


「オギャー」


えっ俺の声なのか?いやいやおかしい。近くにいる赤ちゃんの声と俺の声がハモって小さい俺の声が掻き消えたのであろう。もう一度。


「オギャー」


あれっ?完全に俺の声だな。


あっ、そうか。俺は親友だった奴を助ける為に死んで神様に転生されたのか。馬鹿らしいと思うがこれが現実か。ならここは異世界のベビーベッドにいるのかな。暗いし夜なんだろうな。でも近くで泣いてる赤ちゃんに親は反応して来ないのだろうか?


そんなことを思っていると複数の足音と話声が聞こえてきた。ようやく親が来たか。俺は赤ちゃんらしく泣いて親の顔を見ようとした。


「オギャー」

「今のは何の音だ?」


足音が徐々に大きくなる。人の気配が俺の近くに来る。


「ダンジョンに赤ちゃんがいるなんて」

「助けようこの2人の赤ちゃん」


えっ、ここダンジョンなの?親じゃないのか。

もしかして、日本じゃないから俺の話の解釈が間違ってるのか。そんなことを思っていると温かい布で俺が包まれると俺は眠気に襲われて意識を手放すのだった。

読んでいただきありがとうございます。

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