やっと?
さぁ!いい加減召喚の準備しないとなぁ…
「主!準備が終了しました!」
「えっ?」
「準備が終了しましたと言ったのですが?」
「・・・オシゴトハヤインデスネ?」
えぇぇ!めっちゃ面倒な事務処理とか有ったよ?なんで一晩で終わっちゃってんの?確かに事務処理と監視をメインに能力面は割り振ったけどさー…主より優秀とか(笑)
「そんな、主より優秀だなんてあり得ませんわ?もともと、召喚のサポート用に創られたのですから、当たり前だと思っておりますが?」
「うん、後は、さらっと心を読むのを止めてくれたら完璧だね?」
あれぇ?一応リンクの制限確認したけど、やっぱりここまでの深度で読めないはずなんだけどなぁ?なんでこの子は読めるの?やっぱ作成キットに問題が有ったのかなぁ…消費期限ギリギリだったから?一回詳しく検査したいんだけどなぁ?
「検査って?あぁ!!!裸にしてあんな事やこんな事をする気なんですね変態?」
「そんな事しないから!!!ってかそう言うのどっから覚えてくるの?」
「主のパソコンの中に有った動画の《女神の秘密!初めての…》からですが?主の性的志向を知るのも部下の役目かと思いまして。ああいうのがお好みなんですね変態」
えぇぇ!!!いつの間に?何なの?もーこの子恐いわー。優秀なのは分かるけど、性的志向の把握は部下の仕事じゃ有りません!!!
「うん、とりあえずそれは一旦置いとこうか?あと、変態呼ばわりは止めて下さいお願いします」
「わかりました変態主!」
「いやそれ酷く成ってるからね?」
「えっと…じゃあ…変態脚フェチ主?」
「・・・・・うん、なんかもうそれで良いです」
「脚フェチな上に、詰られるのが好きなドMまでとは…逆に尊敬します主!」
「ドMじゃないからね!!!てか別に脚フェチでもないから!!!あの動画はたまたま、そうたまたまだから!!!」
「まぁ主が脚フェチとかドMとか、そんな事はどうでも良いので…あとは魂の選択だけなので、早く選んで下さいませんか?」
「ドMはもう決定してるの?そしてさらっと本題に戻ったね!!!まぁ確かに召喚のほうが大事なんですけども!!!あとドMだけは否定させて下さい!!!」
「脚フェチは否定しないんですね?とりあえず選択出来る魂は10です。データ上では異世界に転成するのに特に問題は有りません。世界の拒否反応も最小で済むはずです。また魔力に対する拒否反応も出ない様です。脚フェチ様?」
「さらっと脚フェチ認定してる!?ソコも否定したいんだけどな…もぅ良いです。その辺りは一応地球の神様と相談して適応力の高いオタクって言う種族?民族?を選択して貰ったから大丈夫なはずだけど…後は性格かな?魔王倒した後で魔王のかわりに世界滅ぼしちゃいましたテヘッ!じゃシャレに成らないし」
「では面談して性格判断しますか?ダメなら記憶を消してそのまま地球に返せば良いですし。」
「うん、そうだね?但し面談にはサクラが行ってね。」
「?何故です?サボりですか変態?サボって脚フェチ動画見放題ですか?」
「いやいや!違うから!サクラがサポートするのに自分で決めたいかなって?後は転成後に直接的に関わる訳だから、いきなり攻撃されても困るじゃん?ちゃんと面談の様子は見てるから大丈夫だよ。」
「えっ?直接サポートするんですか?」
「言って無かったっけ?召喚者に対する監視と、召喚者が起こす世界に影響のでる問題の即応の為には側に居ないとダメでしょ?」
「科学技術を広め無いように、と言う事でしょうか?」
「うん、まぁそれはある程度なら構わないんだけど、まだまだ人種達の文明が未成熟だから、余り科学が進むと民族間での戦争で破滅しちゃうからさー。出来れば武器、それも銃器とか爆薬関係は止めて欲しいかな?なんでかオタクって種族?はなんでか知らないんだけど、異世界転成の為に無駄に科学技術の知識を詰め込んでる事が有るんだって。転成者が地球に戻った記録はないんだけどねぇ?あんまり記憶を弄ると転成させる意味ないから弄る訳にもいかないねぇ。」
「成る程、だから直接サポートしないと不味い訳ですね。伝わってしまうと影響が大き過ぎて止められなく成るものに関しては、武器関係だけですか?」
「んーソコが線引きが難しいんだよねぇ。科学技術って魔法みたいにいきなり進化しないから、知識の積み重ねで出来てるからねぇ。その内ウチでも発生するんだろうけど、自然に発生するまで待ちたいかな?お隣さんみたいに、そこまで人種に入れ込んでないし?具体的にはいきなり科学技術を進化させないと判断したなら構わないよ。余りに科学技術を残す様なら強制的に排除もしなきゃだからね?まぁその為の面談なんだけど。」
「わかりました。では早速面談に入りますか?」
「うん、そうだね。」
「では、早速一人目を連れて来ます。」
「いやいや!!!此処には連れて来ちゃダメだよ?てか私は表に出ないって言ったよね?」
「チッ!誤魔化せませんでしたか。」
「ヒドイ!!!舌打ちされた!!!とりあえず空間を作るからそこで面談初めてね。」
んーと、転成マニュアルだと真っ白な空間だと説得力が有るみたいだから、とりあえず真っ白な空間っと。
「はーい!出来たよ!んじゃ早速面談行ってらっしゃい。」
「やっぱり変態でも一応神様なんですね?簡単に空間に部屋を作るとは。では行って来ます。」
「うん、変態でもは余計だよね?まぁ行ってらっしゃい。」
「はい。行って来ます。」
ふぅー行ったか・・・しっかしなんであんな性格に成っちゃったんだろう?属性神もなんだか性格がアレだし?ひょっとしたら俺の好みってドS…いやいやそんな事はない!!!そんな事はないと良いなぁ~。ないと希望したいなぁ~。おっ一人目がもう来たか、どれどれ見せて貰おうかオタクの性能とやらを!!!