名前は大事
さてさて、地球の神様に挨拶も終わったし世界に介入する為の準備をしなきゃだねぇ。
・・・・・・うはっ!!なにこの膨大な手間暇www
丸投げして属性神にやらせたいわーやっぱダメだよね?一応あんなんでも、世界の属性を司ってるんだし?
属性神創る時にもうちょっと考えて創れば良かったんだよなー外見はこだわったんだけど性格のことまではねぇ・・・どうせただの信仰集める為の運用する為の装置だし見た目が良けりゃ俺の癒しにも成るだろ位だったんだよなー。
はぁ・・・あそこまで性格が・・・今さら創り直す訳にもいかんし、信仰そのものはあれでも集まってるし?属性によって性格が偏るにしたってあそこまでとは予想外だったんだよな(笑)まぁ属性神の事は良いや、とりあえず世界に介入する為の準備しないとな。
めんどいわー・・・そうだどうせ介入するんだからそれように新しく部下を創っちゃうか?そうしよう!どうせ異世界人が起こす問題の解決もしないとダメだからな!うんうんナイスアイデアだ俺!決してぼっちが寂しくなったからとかじゃ無いんですからね!年齢=彼女居ない暦とか関係ないんだから!って誰に言ってんだ俺(笑)
たしか、《初めての神様でも安心!猿でもわかる部下作成キット!これで貴方も明日から世界神様!》 が残ってたよな ?あれを使って新しく創れないかな?取説読んでみるか・・・・・フムフム ・・・とりあえず消費期限切れてないから大丈夫そうだね。しっかし便利な世の中になったよなーネットとかもそうだけど、こういうのって誰が作ってんかのね?三億年前には考えられなかったよなー。さて、創りますかー。
骨組みは基本キットで良いや、後は肉付けして・・・肉付け・・・巨乳で創るか?それとも美乳?どちらも捨てがたい(笑)うーん・・・ここは美乳で!性格の設定はっと・・・真面目で、しっかり者で。巨乳でドジっ子もありだけどねぇ?そんなんリアルに部下に居たらうっかりで世界滅ぼしちゃいましたテヘッとか困るしねぇ・・・しっかり者の部下が欲しいです切実にwww
よっしゃ身体はこんなもんかな?んで後は魂創造し
てー創った身体に入れて魂が定着するまで寝かせたら出来上がりっと!思ったより上手にできたなーでもちょっと美女にしすぎたかな?もろタイプなんですけども?まぁ自分で創ってるから当たり前だけどね(笑)・・・・・魂定着するまでどのくらい時間かかるんだっけ?ちょっとだけ触っても良いよね?完成度合いを確認するのもクリエイターとしての義務だもんな!!うんうん、そうこれは完成度を確認するだけだから何の疚しさも存在しないんだから大丈夫!ではでは!
「何してるんですか、変態創造主?」
「ふぉう!!!」
やっべ!!!もう魂定着したんだ!めっちゃ触る直前じゃん!でもでも触ってないからセーフだよね?てかあくまでも完成度を確認するための行為だから問題なんか無いよね?確かに冷静に見ると、寝込みを襲おうとしてる様にしか見えないけど確認作業の一部だから!そう!!!確認作業なんだよこれは?うんうん!俺良い事言った!
「何をしようとしてるんですか?と聞いてるんです変態?」
「既に主が抜けてますけど?」
「寝込みを襲おうとしてる変態に主など不要なのでは?変態主?」
「完成度合いの確認作業ですから!確かにそう見えるかも知れないけれども!!!確認作業だから!」
「確認作業とは人の胸を揉みし抱くのがですか?変態」
「あれっ?こんな厳しい性格の設定にしてないはず・・・」
「設定どうりに真面目でしっかり者で変態には容赦しない性格ですが?変態」
「変態は確定なのね?」
おかしいなぁ目から汗が流れてくるよ?なんでだろ?しっかり者の部下でよかったよかった。変態呼ばわりは出来れば止めて欲しいけど。
「フゥー、まぁ良いです。今回は未遂ですし不問として置きましょう。但し次はもぎますよ?」
「ありがとうございます!って何をもがれるの?ねぇ?」
「そんなことを、乙女の口から言わせる気なんですか?この変態」
うわぁー辛辣!そんなドSに設定してないんだけど?あれっ一応俺って創造主だよね?なんか地位逆転してない?
「地位とかちっちゃい事に拘る姿が既に気持ち悪いですよ?変態」
「心を読まれてる!!!」
「思考の一部リンクして楽しようとしたのは変態ではないですか?変態?」
「そうでした申し訳在りませんでした!!!せめて変態呼ばわりは止めて下さいお願いします!」
「何ですかそのふざけた格好は?」
「地球の神様に聞いた最上級の謝罪の形で土下座でございます!」
「ほぉーこれは頭を踏んでも良いですって事で良いんですね?やっぱり変態は変態なんですね変態」
なんでこんなに厳しいんだろ?心が摩りきれてボロボロですよ?神様は心が折れると存在そのものが消えちゃうんだよ?
「消えてしまえば良いのに」
「ヒドイ!!!てか名前付けないと君もただの人形に成っちゃうんだよ?魂が入ったただの人形だよ?」
「ンンッ!!速く名前を付けてください主様」
うわぁ・・・凄く分かりやすい掌返し(笑)誰に似たんだか
「主様ですが?」
「てか思考のリンクって一部のはずだよね?」
「えぇ、一部ですが?」
おっかしーなー?だだもれなんだけど?職務上必要でない事はリンク出来ないはずだよね?なんで全部漏れてるんだろ?
「それは、私だって変態と思考をリンクしてるのは、気持ち悪いんですから速く名前をプリーズ!そして心折れてしまえ!」
「創造物に罵倒される神様って・・・・ハァ、もう良いや。君の名前は、サマエル!」
「却下で!」
「何で?」
「なんとなく可愛く無いので?」
「えぇ…なんとなくなんだ…んーじゃあポチ「もぎますよ?」まだ言って無いよね?」
「思考がリンクしてるんですよ?」
「ですよねー」
「速く可愛い名前プリーズ」
うわぁものっそいキラキラした眼で見られてる!サマエルだって悪くないはずなんだけどなー地球の神様に聞いたら良い子に育つって言ってたのに。属性神みたいに、どうせ装置だからって適当に決めたらかわいそうだからなーせっかくの直接的な部下だし?俺ってネーミングセンスあんまり無いから、地球の神様に相談した結果なんだけどなー?可愛い名前か…日本人召喚するんだから日本っぽい名前にするか・・・そう言えば春頃に咲く花が皆好きだってネットで調べたら有ったな確か・・・
「サクラってどうかな?」
「サクラですか?」
「うん!何でもキレイな花なんだって。ネットで見てみる?」
「見たいです」
「んじゃ見てみるかね?俺も見たことないし」
「はい!」
さてさて、キレイな花で有ってくれよー頼むよー ポチっとな!
「ふわぁ!!キレイです!!!」
「これは・・・キレイだねぇ」
「はい!」
「じゃあサクラで良いかな?」
「サクラで良いです!!!っていうかサクラでなければなりません!!!」
「おっおぅ、じゃあサクラで」
「はい!ありがとうございます主様」
「う、うん、そんなに喜んで貰えるならよかった」
フゥー、なんか疲れちゃったな・・・今日はここまでにするかってかまだ準備がなんも終わってねぇー!!!