五歳になる
五歳になった。
一人で外に出て遊びに行ったり魔法について誕生日プレゼントで貰った魔法書を読んで学ぶことも、魔法で遊ぶこともできるようになった。
その時の誕生日プレゼントは何か高そうな風魔法専門の魔法書をもらった。
流石母さん、僕が欲しい物を理解している。
「ありがとう母さん!」
「リオン〜〜!!」と抱きついてきた。
父さんからは短剣をもらった。
「魔法ばかりでは将来困るかもしれないから剣にも触れさせてもいいだろう」
「困るんですか?」
「困るぜ!冒険者になったらな魔法使いに対して嫌味というか陰口言ってくる奴がいるんだよ」
「そうなんですね」と返事した。
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三歳になった頃に風魔法で詠唱を言わずに空中に浮くことができるようになった。
リビングで空中に浮いたため天井に頭をぶつけた。ぶつけた際に母さんに回復魔法で頭にできたタンコブを治療してもらった。
その日から魔力操作について、両親に聞いたり魔法書を読んで学んだ。
魔法書で見た内容にはこのような事が書かれていた。
魔力には個人差があり生まれ持った魔力は増やす事も減らす事も出来ない。
魔力の発現には人によって様々であり、窮地に陥った時や誰かに教えてもらったりと方法は色々とある。
ちなみに僕は、母さんの教えで発言させた。
ただ魔法書に書かれていた内容が古くて、現代では魔力の発現には様々なデータが出ているかもしれない。
そして最も最悪な事態は、魔力操作についての記述が無かったことだ。
(はぁ?)
その当時は、魔法書を破ろうかと考えたが、流石に母さんから誕生日プレゼントとして貰った物だから破ったりしなかった。
母さんにも魔力操作について尋ねてみたが、「リオンには早いわ」と言われた。
ただ僕としては、早い段階で魔法を発動させたかったので、庭に出て周りに影響のない魔法限定で練習した。風魔法を使って庭に生えてる様々な木の葉を使って魔力操作の練習した。
葉が一枚一枚、風で舞っているかのように。
簡単にいうと繊細な魔力操作で自然的に風魔法を発生させる。
つまり葉っぱを一枚一枚繊細に風に舞う葉っぱを再現する事が出来れば、魔力を暴走させて天井に頭をぶつけることはないと考えた。
その練習法で、風魔法で葉っぱを自由自在に扱う事ができるようになると、空中に浮くことも自在にできるようになった。
現に五歳になった今では二階に上がる時に階段に一歩一歩足をつかずに浮かして移動している。
その姿を見た両親は「天才!!」「俺に似て天才だな!」と喜んでいた。
僕としては父さんから剣を教えてもらいたいけど…まだ身体が出来上がってない。
空中で移動するのは外ではしないようにしよう。
足腰を使う事も大事だ!




