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女神様と対談(1)

(う~ん)


 目を瞑っているのに眩しい。


 それに身体が軽く感じる。


 何が起こっている…?


 確か、吸血鬼と本気で戦い…未来眼(フォノレジ)の使用により魔力が保てなくなって…。


「あら?どうやら起きたようね」


(誰だ!)


 辺りを見渡しても誰もいないどころか。身体は起こしているのに目が開かない。


(どうなっているんだ?目が…開かない?)


「落ち着いて…私よ。女神様よ」


(女神様…?まさか僕を転生させてくれた)


「そうです。貴方は今眠りについています」


(眠りについている?まさか、死んだのか?)


「いや、リオン=ハイランドの身体がです」


「どういうことだ?」


「細かいことは分かりません。ただ貴方は今、教会で眠りについているのでしょう」


「教会で寝ている?」


「私も貴方が何故、教会で寝ているのか分かりません」


(そうか…。吸血鬼と戦った時に気絶した。その時ダミン達が運んでくれたのだろう)


「どうやら心当たりがあるようですね」


(それで、僕は今どうなっている?)


「貴方がここに初めて来た時と同じ姿です」


(まさか、前世の姿で?)


「ええ、そうです。貴方は転生でリオン=ハイランドとして生きていますが、元々の人格というか魂自体は変わらないので、貴方は前世の身体(たましい)で私の世界に居ることになります」


 女神様はある程度説明してくれた。


(でも、一番肝心の眼について話てくれないのか?)


「フフフ、もう気づいていると思いますが、私が貴方に与えた眼の能力はタダではありません」


(何が代償があるのか?)


「もう気づいてると思うけど、貴方の元の身体から能力を与えました。つまり貴方の前世の目はリオン=ハイランドのチート眼として役に立っているはずです!」


(じゃあ今、目が視えないのは…)


「リオン=ハイランドの身体に与えているからです」


(そ、それで今、女神様の姿が見えないのか)


「そういうことだね」


(なるほど、女神様の姿は見れないのは残念)


「あら?嬉しい。やっぱり忘れられないよね。私の美貌に…!」と声高らか言っている。


(じゃあ最後に一つだけいいか?)


「何かな?」


(眼の能力を使用し続けたら代償はあるのか?)


「先程も話と思うけど…」


(違う。未来眼(フォノレジ)の代償だ!)


 すると女神様は黙ったまま何も返事をしてくれない。


(何か言ったらどうだ!)


 数十秒間、黙ったまま何も話さないと思った時、「仕方ないですね。それじゃあ話します」


 僕は代償を聞くために心を落ち着かせた。


 何を言うのか。


 正直、女神様の力を与えられたんだ。


 だからこそ無償なわけない。


 僕は緊張しながら女神様の言葉を考えていた。


「じゃあ言うね…」


 その瞬間、僕の意識が遠くなっていた。


(おい!早く言え!)


「フフフ!」


(笑ってないで話せ!)


 僕は、何も眼の能力について聞くことが出来ないまま夢から目を覚ました。

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