目覚め
俺は目を開く
「生きてる」
女性だなワインレッドのバトルスーツに身を包み
何かを虚空から取り出し
俺の右腕にはめる
「<こちらミカ>」
通信を傍受
「<生きてる人物を発見>」
成る程良くわからねえ
「<いえ男性です>」
ただ分かるのはもう完全回復した事だけ
「<分かりました>」
「で何者だ」
首を右手で掴み
「うそ」
「けど」
装甲の薄い胸の部分を滅光で傷つけ
「ひううそ」
「喋る喋るから」
俺は頷き
「ああスーツは其のままで」
「良いの?」
「ん」
「あ!」
「私は」
「空島連合」
「の」
「戦闘員」
聞いたことないな
「何しに」
「此処はナッシングの孵化場なの」
「強力でしかも」
「連合に近づいてる」
「へえ嘘じゃないな」
「で男性じゃだめりゆうは」
「女性ならヘブンのへの」
「道を知ってるかもと」
「ヘブンて?」
「知らないの」
「スーツ等の知識を与えた」
「存在」
「貴方達を作り出した」
「ああ」
ガキの頃に喋ったのがそうか?
俺は手放し
「スーツをよこせ」
「出来ないなら脱げ」
女性用でも着れる
「腕のデバイス使えない」
「ああ」
流れ込んでくる
超便利
「着装」
何時もの紫スーツ姿に
そして寝ていたベッドを再構築し
雷切を作り出す
「片刃の刀?」
「珍しいか?」
「ええ」
「んじゃ行こうぜw」
「何処に」
メットの一部を透明にし
凶悪に嗤い
「ナッシング殲滅にだよ」
「<ミカです>」
「<男性協力を申し出ています>」
「従ってくれる」
「良いぜ」
「ならマーカーとマップ送るわ」
「へえこんな構造に」
「中央か」
「逃げられる心配はない」
「ただうじゃうじゃいるぜ」
「穴穂られるなよ」
「分かってる」
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