よこせー
「チハルに呼ばれ」
「マント着用で」
「やってきました」
空島のレクリエーションの為の大きな部屋
其処で飲み物を配りお話していたが・・・・
交渉役と名乗る男が・・・・・
「デッドと言う名の男」
「助けたのだから」
「女を一人寄越せ」
そう寄越せ寄越せと・・・・
「出来ないと」
「言ったら」
赤いスーツの男は
「空島をよこせ」
「・・・・・・・」
「ええ良いわよ」
メイの声
「正し私物の回収したいから」
「今はお引き取りを」
「まて」
慌てて声を挟むのはコタ
男はニヤリと笑い
「コタロウ引き上げだ」
「交渉はこうやる」
「まあ二度とお前は」
「くくくくく」
コタは悔しさを滲ませ
「了解」
そして連合は撤収していく・・・・・
俺はメイの待機のお願いを受け
「そうなんだ」
黒髪ショートの美少女
リト・アクツとお喋り・・・
「ええ」
お互いメットを透明にし
「大変だったね」
可憐で凛々しい美少女
「そうなんですよ」
「へえー」
「でテッドは」
「寝てた」
「ずっと」
「たぶんねー」
「自分じゃ分からないですよね」
などと楽しく・・・・・
羽ばたきの音が・・・・
会話終了だろう
「リト楽しかった」
「また」
「はいテッドさん」
「また」
鳥が飛んでくる
リトの肩に止まる・・・
メットを染め
俺に手を振り
翼を展開させ去るリト・・・
俺も手を振っていると
メイが声を
「さ行きましょう」
「手伝うわ」
「メイは」
「必要な物は収納してたから」
「無いのよ」
「ちょと気になったから調べてただけ」
「だからテッドを手伝うわ」
「ありがとう」
「けどあれば良いな」
「まあ年数が年数な上に」
メイと微笑み翼を展開させ・・・
お読み頂き有難う御座います。