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サンダークレイジーデッド  作者: ウドン9191
16/27


テッドは作務衣姿で私に膝枕されてうとうと・・・

「ねえ」

気が引けるが・・・

「うーん?」

「私達のスーツの方が優れているの」

「ヘブンの?」

「いえ」

「私達のよ」

テッドは興奮し

「そうか!」

「ヘブンの機神と」

「そう対抗し得る」

「スーツ!」

私は首を振る

「迄はいかなかったけどね」

下位と同程度・・・・

上位クラスは・・・・・・


 「そうか」

「で収納されてる物」

「移して私達のスーツ渡すわ」

「うんお願い」


 先ず雷切・・・・・


 複雑な思いが胸をよぎる・・・・ 


 私が生まれ直ぐにテッドの下に

私は生まれた時には成体で・・・・・


 テッドは幼い子供だった・・・

「雷を空で切る」

刃のない刀子供が持つには大きすぎる・・・

「其れが圧だよ」

何故刀と聞いたのよ・・・

「真空でね」

「雷を防ぐ漫画があってね」

「再現したくて試行錯誤して」

「出来たのが圧!」

 

 目を輝かせ嬉しそうに

私の手を引き実験室に・・・・・


 幼い子供其れがテッドの第一印象

子供たわ言其れが圧の第一印象


 彼は雷切を手に

「クレイジーボルテージ」

雷切周囲の空間が圧縮・・・・


 内部の熱気が急速に上昇し・・・・

生み出されていく・・・・


 テッドの第二印象は尊敬だった・・・



 彼は常に努力を惜しまず・・・・

漫画の再現に励んだ・・・・


 圧の第二印象は理想・・・・・


 圧其れは天であり空であり・・・・

つまり世界・・・・

循環する増幅炉・・・・・・


 エナジーのみで構成された世界・・・・


 小コストでつくれソウシャ次第だが・・・・

莫大なエナジーを生み出し・・・・


 自在に操れる・・・・


 熱を操る・・・・・

言うは容易いが難しい・・・


 外部の影響予測を間違えれば・・・・

全てがおじゃん・・・・


 圧は違う・・・・


 ただ惜しいかな私では使えそうにない・・・・

そうテッドに伝えたら

 

 「外部で補えば良いんだよ」

「俺の雷切もそうだよ」

「刀がいやなら」

「良くアニメに出てくる」

「こう腕輪だったり」

「服だったり」


 ヘブンの既存のスーツに改良を加えるそう結論付けられ・・・


 よりよい環境を求め・・・・

知恵の間を共同で作り上げた・・・・


 様々な物が考案され・・・・

知恵の間に積まれていった・・・・・


 「ねえ名は」

「うーん」

「そうだつけてテッド」

「名を?」

「そう♪」


 「じゃあ・・・・・・」




 あの頃の彼はいない・・・・・

テッドは成長し・・・・・


 うまくいかないからと・・・・・

放り投げて作るのを止めた・・・・・・


 ただ作る私を見てるだけ・・・・


 離れてようやく理解出来た・・・・

それが幸せだと・・・・


 褒めてくれるテッド・・・

応援してくれるテッド・・・・・


 彼は妻と名付けた女性と・・・・


 「ねえ」

膝枕でうっとりのテッドに

「終わったの?」

「もう少し」

「その後付き合って欲しいの」

「うん良いよ」

「でね質問いい?」

「良いよ」

「ジェナとこう・・・・」

迷うな私越えなきゃ

「何処までいちゃいちゃしたの?」

「アニメ鑑賞」

「漫画一緒に読んだり」

「かな」

「そうなんだ」


 よっしゃー勝ったー!!!


 私は気分よく作業をまったり終わりにして・・・・・



お読み頂き有難う御座います。

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