ヘブン
「ヘブンて何?」
今度はメイが俺の足に頭をのせる
メイは悩み
怒りをあらわに喋る
「ナッシング殲滅を命令された」
「兵器集団」
「イカレタケド」
「空島落とせ派と待った派」
「連絡は出来ない」
「議論は巡る」
「で」
「皆やる気なくしちゃって」
「テッドの発言」
「ナッシングは兵器として完成している」
「の逆」
「機神は兵器としては不出来過ぎたのよ」
「高度な知能」
「卓越した環境順応性」
「結果だらけの灰色集団の出来上がり♪」
「スーツを始めとする技術を他者に渡し」
「ヘブンでただ突っ立てるだけの」
「終わりを願う」
「イカレタ集団」
俺は押し黙り
メイは微笑む・・・・
「そしておかしな者を受け入れた」
「其れはヘブンに色を齎した」
「結果的に」
俺は疑問を
「色?」
「テッド」
「貴方が居る」
「其れだけで世界は鮮やかに変わる」
俺は照れて頬を掻きつつ
「オカシナ者は?」
「・・・・・・・・」
「どうなったんだろ」
「計画が失敗して」
「いえ」
「成功したから」
「いえ」
「失敗と明確に」
「テッド愛したい計画が」
「ヘブン最上位命に成って」
「うーん」
悩むメイに伝える
「怒鳴り声」
「テッド」
すまなそうな表情のメイ
「メイじゃなくて」
「違うよ」
「魂時代」
「そして眠る前に怒鳴り声の女性が」
「居たハズ」
メイは悩み
「ジェナの協力者は?」
「そうかも」
「メイ」
「俺はジェナに会いたい」
「そう」
「協力するわ」
「でもね」
「一つお願いがあるの」
「何?」
メイは起き上がり
俺に背を見せ
「ジェナと出会って」
「私達とお別れとなった時」
「別れの言葉欲しいの」
「きっとあれば」
「憎しまずに」
「歪まずに」
「いけると思うの」
メイに抱き付き
「これからもずっとにいたい」
「やっぱりテッドはテッドね」
「いいわよ」
「付き合ってあげる」
「ありがとメイ」
知恵の間で・・・・・
二人はお互いを・・・・・・・
お読み頂き有難う御座います。