上位互換存在
メイは乱れた装いを整えている・・・
俺は尋ねる・・・・
「ジェナは何者」
「多分で良い」
「良いよ」
「ヘブンの幹部クラスでしょうね」
「そう思う根拠は」
「胡坐書いてテッド」
「了解」
胡坐で座る
後ろから抱き付くメイ
俺にもたれかかり
「ありがとテッド」
俺の耳元で囁くように
メイは悩み
「テッドは生まれを伝えて良い」
「良いよ」
「そう」
「なら伝えるわね」
「ジェナが」
「何時テッドを知ったのかを」
「知りたいの」
「了解」
「ありがとテッド」
「愛してるわ」
「さて狂死」
「其れが貴方の名称に成るはずだった」
俺は頷き
「複数いるんだよね」
メイはフーと息を吹きかけにっこり
「間違い」
「0よ」
「造られなかったわ」
「魂の錬成時点で」
「異常が観測された」
「何故か」
「アニメや漫画を読む」
「どっからか持って来る」
「高スペ存在」
「自分をテッドと呼称する」
「魂時点で干渉が可能な上位互換存在」
「と定義されたわ」
あれ此れに覚えがあるな・・・・
肉体無かったんだー・・
メイは俺を見つめ
「続き良い?」
俺の頷きを見メイは遠い眼差しになり・・・
「不確定要素が確認され」
「計画は破棄された」
「けど」
「テッドを」
「欲したヘブンは」
「機神を素体にして」
「誕生させることに」
「で」
メイは俺を見つめる
「此処までで思い出せる事ある?」
「一部はね」
「うろ覚えで」
「子供時代だと」
メイは頷き
「目を閉じー」
「ジェナを思い浮かべてー」
「似た人物は!」
「落ち着いた女性の声!」
「其れがジェナよ」
「何時」
「魂時代でうーん」
「そんなときから」
「目を」
「流石と」
「褒めておくわ」
メイは遠い目で
「ジェナ」
メイは明るく
「で」
「私の予想ではジェナの発案で」
「私達も此の時生み出されたの」
「ヘブンに住まう者達の魂分ける形でね」
「私達も機神を素体にしているわ」
「ただ私達魂の質が見合ってないから」
「機能がほぼ使え無いわ」
「強さもほぼ人並」
「見合うと」
「機神と言う」
「機体の呼び出しとか」
「まあいろいろ出来るようになるわ」
「制作目的は」
「ズバリ」
「テッドを愛する事」
「小さいテッドに・・・・・」
メイは恍惚に・・・
俺は全然思い出せず・・・・
メイは再び口を開く
ただ表情は硬い
「ただ途中で変更に」
「そして」
「ジェナがいえ」
「テッドの妻が現れた」
「私達は勘違いをした」
「テッド」
「貴方がジェナ名付けた」
「私達と同じように」
「そうだよ」
「けどジェナだけロシア語の妻をもじった名前」
「確かに」
「何で」
「仕向けたのよ」
「ふー」
うん鬼神モード怖いから良かった♪
「ありがとメイ」
「此方こそテッド」
見つめ微笑み合う
「ああ操る」
「そう操れるのよ」
「メイも出来るよね」
「そうね」
「ただお願いすればいい」
多分俺忘れてたか・・・・
周りにはそう伝えてと言われ・・・・
どっちみち忘れたな・・・・
うんそういう奴だ・・・俺は・・・・
お読み頂き有難う御座います。