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3話 『吸収』発動!

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 少女は中級魔法を追手3人に向かって撃っていた。


「ハァハァ、しつこい。」


 少女は魔力が切れかけている。それもそうだろう、フルマラソンをして息が切れない人がいないように魔法にも限界はある。


「なぁ、嬢ちゃん。そんだけ才能があるんだから奴隷でもいい所に行けるはずだぜ?スラムで住むよりずっと楽な生活が遅れるんだぞ?なぜ拒む。」

「あなた達は、ライを殺そうと話していた。」

「そりゃ、不治の病を持ってるなら殺した方がためになるだろ。嬢ちゃんだって金を稼がなくたって良くなるんだぞ。」


 だから男は嫌い!女性を道具としか見ず、病人をすぐに切り捨てるから、おかあさんは!


「あなた達と話すことは、もうない!」

「……はぁ、なら領主の命令だから恨むなよ。」


 男達は剣を鞘から抜いて地面にわざと音をさせながら突き立てた。


「なぁリーダー、ここで殺すなら1発ヤラせてくれよ。」


 男のひとりがこちらにふらふらと近ずいてきた。


「来ないで!」


 わたしはとっさに残りの魔力を使い切り【ファイヤーボール】を放った。

 けれど慌てた為コントロール出来ず躱されてしまった。


「キヒャヒャッ!抵抗できねぇだろ!」


 男は加速して私の上に乗っかって馬乗りになった途端服を引き裂いた。


「いやぁあああ!」


 男がわたしの頬を舐めた。

 とてもじゃないが意識を保つなんてことは出来なかった。


「ありゃ?気絶したか?まぁいいや。ヤルことは変わんねぇ。」


 残りの男2人は、見ていたわけではなく馬車を引いて来ていた。




「(うわぁ、レ〇プシーンをリアルで見るとこんなに怒りを覚えるんだねぇ)」


 少女が危ないその頃気の上ではアーサーこと、木野雄二が息を潜めていた。


「(奪姫、男2人が戻ってくるかあの子の貞操が危なくなったら殺していい。)」

『了解、アーサー様』

「(声でかい!)」

『私の声はアーサー様にしか届きません。』

「(へぇ、じゃあ念話さえ出来れば良かったんだね。もう少し早く教えてくれればあんなに遠くから見てなくても良かったのに。)」

『聞かれなかったので。』

「(そりゃ悪うござんした。……来た。奪姫、戦闘用意。)」

『了解』




「おお、リーダーちょうど良かった。これからコイツの処女が散るところだぜ。」

「その前にテントを張るの手伝ってからにしろ、どうせ明日の朝まで目は醒めん。」

「ほう?そりゃ何故?」

「よく考えろ、俺達は交代で追いかけたからあまり疲れてないがソイツは1人で走っていたんだぞ。」

「なるほど、ってことは今頃夢を見てるわけだ。それが起きたら悪夢に……クククッ」

「ほら分かったらさっさとテント張れ。飯食ってからヤレばいいさ。俺達は寝るから。」

「へへっ、りょうK」


 ボトッ


 頭が、首から上がなくなったと思ったら足元に落ちていた。


 続いて首から下の体が崩れた。


「「う、うわぁぁあああ!」」


 暫くすると視界が横向きになって地面に頬を付けていた。

 言っとくが俺はまだ立っているつもりだ。


「………………」


 多分見てないが俺も頭だけ取れているんだろう。

 すると視界に少年が写った。黒い煙を纏った16歳くらいの少年だ。


 俺の覚えてるのはここまでだ。




「さて、奪姫。装備品と持ち物以外を『』。」

『了解。』


 奪姫は両刃の剣から黒い霧に変化して男達の死体を包んだ。

 数分で装備と持ち物以外、つまり男達の体だけ吸収した。


「奪姫、お疲れ様。」

『ありがとうございます。アーサー様。』


 さてと、この子はどうすっかな?

(2017/01/15 05:04:44)

1話と2話が投稿できてまだ出来そうなので4話まで投稿しちゃいます。


(2017/01/15 19:50:28)

『※2話のコメント』



『ラインハルト君が殺されそうな場面に出くわしたって事ですか?』

いえ、ギルドにて男達が話しているのを聞き、フウが暴れて森に逃げたという感じです。


お読みいただきありがとうございます。

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