表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/20

第八話:雅VS洋

遂にこの二人が対決することに!!

「へっ?」


「だ・か・らぁ、林賢人は俺の小学校の頃の同級生なんだよ。」


「ぇぇぇぇ!」


「まっ、そんなとこだろうと思ったぜ!」


突然洋が割り込んできた。


「てめぇ誰だ?」


「あぁ、俺は誠の友達の金子洋だ!」


洋は誠と肩を組み、ニッコリと笑った。


「へぇぇ、んでもよぉ‥‥」


雅は急に洋に殴りかかった。


しかし洋はそれを避ける。


「中々の運動神経じゃねぇか。」


「そっちもおっかねぇ拳持ってるな。」


洋はまたしてもニッコリと笑う。


「って二人ともやめてよ!」


「よく聞け誠、誠の友達ってんならある程度の腕がないと、この後起こる事件の足手まといになるだけだから今調べるんだよ!」


「事件?」


「まぁ誠、お前は黙ってろ。」


「ってケンカやめないのかよ!」


━━10分後


両者は傷だらけで倒れていた。


しかし雅がやや優勢と見える


「もう、だからケンカは止めてって言ったのに‥‥」


「‥‥強いな雅‥‥流石は最強の小学校と呼ばれる天暦小学校出身。」


「‥‥知ってたのか。」


「あぁ、お前は結構有名だからな。なんでも天暦小学校の入試テストのボクシング、トップで合格したんだろ?」


「あぁ、そんな事もあったな。」


「‥‥実は俺も天暦小学校の入試を受けたんだ。」


「‥‥んで落ちたのか。」


「まぁな、なんたって初戦は雅、お前だったからな。」


雅は驚いた顔をした。


「まっ、俺は一発でKO、天暦小学校へは入学出来なかった。」


「そうだったのか‥‥」


「だから俺は雅、お前に会うために、俺の力を認めて貰うためにこの高校に入学した。」


「その成果がこれか。」


雅は洋のキズだらけの体を指差した。


「ぃや、殴り合いはまだ苦手でな。俺が真に得意とするのは‥‥誠!今日向井生を倒したときの武器だ!見てくれ。」


洋は机の上にそれを置いた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ