第七話:その名は林賢人
誠は向井生に殴られそうになる、果たして!!!!!!
【だめだ、やられる!】
誠がそう思った時!!
「ぐはっ!」
急に向井生が倒れた。
「ってえぇぇぇ!何?何が起きたの?」
「俺さ!」
誠は声が聞こえる方を見てみると、そこには金子洋がいた。
「てゆうかなんで金子君いるのぉぉ!」
「あ?まぁ‥‥あれだ。ここは俺の通学路だから。あと‥‥金子君じゃなくて洋でいいから。」
「じゃぁ‥‥まぁ洋、さっきどうやって向井生倒したの?」
「あぁ、あれか?あれはなぁ‥‥」
洋の会話が終わる前に横から向井生の拳が洋の頬をかすめた。
「ちっ、危ねえな、やる気みたいだな、おい向井生、名は何て言うんだ?」
「ふっ、名を名乗るときは自分からだろ?」
「ふっ、口の減らない野郎だな、まぁいい、俺の名は金子洋だ。」
「‥‥私は林賢人、以後見知りおきを。」
「そぉかい、じゃぁバトル開始だ!‥‥と言いたいとこだか、このままじゃ遅刻だ!行くぞまこっちゃん!」
「へっ?てかまこっちゃんって‥‥」
「じゃぁなぁ賢人、また今度やろうぜ!」
こうして二人はダッシュで学校に向かった。
「金子洋‥‥どこかで聞いたことがあると思ったが‥‥まさかな。」
林もそのまま学校に向かった。
━━学校
「何だと?向井生の林と会っただと?」
雅が真剣な顔をした。
「あ‥‥うん、どうしたの雅?」
「まこっちゃん‥‥そいつは‥‥俺の小学校の頃の同級生だ!」
誠に衝撃が走った。