表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/20

第四話:秘密の特訓

誠は放課後に雅に呼び出されて秘密の特訓を行うことになるが・・・

━━放課後


誠は雅の言う通りに、グランド前にいた。


しかしまだ雅の姿は見えなかった。


「まだ雅来てないなぁ‥‥しかし特訓ってなんだろう‥‥まさか殴り合いをし続けるとか‥‥」


誠は身震いした。


「悪いマコっちゃん!こいつの準備に手間とってた。」


そう言って雅はサンドバックを指差した。


「マコっちゃんって‥‥てかサンドバック使って何するの!?」


「ぃや、俺マコっちゃんを初めて見たときから、筋肉の付き方とかがボクサーっぽいなぁって思ったから少し鍛えてやろうかと。」


【そんな理由でー!でも今強くなれば、もうパシリとかやらなくて済むかも‥‥!】


「よーし、じゃぁ強くなるためにやるよ。」


「そぉこなくっちゃ!じゃぁ早速サンドバックにパンチしてみてよ!」


雅は木にサンドバックを結び付けて、誠に指示した。


「よぉし、とりゃぁ!」


パフッ!


「‥‥お前駄目。」


「そんなぁぁぁ、どうしよぉ。」


「まっ、こつさえ掴めば大丈夫だろ。」


「?」


「俺が手本見してやっからよく見とけよ!」


「あ‥うん。」


雅はサンドバックの前に恐い顔で立った。


「うぉりゃぁぁ!」


バコーン!!


サンドバックと木をへし折った。


「‥‥すご。」


「ぃやぁ、今日は不調だなぁ。」


「ぃや、あんた木折ってるよ!」


誠は思わず突っ込んだ。


「まっ、コツとしては、まず軸となる方の足で地面を思い切り蹴る。これがないと、威力が出ない。」


「なるほど‥‥」


「そして‥‥蹴り以外に使うのは‥‥ここだ!」


「こ‥腰?」


雅は微笑み、そして頷いた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ