第十七話:決戦!宝探し〜爆発〜
ついに本領発揮?雅の新必殺技は‥‥‥次週にお預けだぁぁぁ!!
「行くぜ」
雅が突如変なステップを踏み出し始めた。
「なんの真似だか知らないが、俺には勝てないぜ。」
健吾は前回同様に片手で雅を吹き飛ばした。
『ズドーン!』
「雅ー!」
誠が雅の方へ駆け寄ろうとする。
「行くな誠、これじゃぁあいつの為にならねぇ。」
「でも‥‥‥仲間を見捨てるのはもっと駄目だよ!」
誠が洋に向かって初めて怒鳴った。
「‥‥そうだな、悪かった‥‥だけど雅には雅の考えがあるんだ、少し待ってくれ。」
誠を説得するように洋が言った。
「ハハハ、次は誰が相手してくれるんだ?」
健吾が挑発する。
「まだ俺はやれるぜ!」
雅が傷だらけで立ち上がった。
「ふん、お前みたいな弱いやつに用は無いんだよ!」
健吾が雅に拳を振り上げる。
【終わった‥‥】
誠がそう思った瞬間‥‥
『ズドーン!』
「えっ?嘘!」
誠の目に映ったのは、雅が健吾に一発入れた光景だった!
「へっ、攻撃さえ当たればこっちのもんなんだよ!」
健吾はその場で倒れた。
「やっと倒した‥‥さてと、宝は‥‥」
雅が時計塔を見上げると、もうそこには宝がない。
「そんなバカな!」
「俺だよ、俺」
そう、洋が予め宝を取っておいたのだ。
「なんだよぉ、脅かすなよぉ。」
「わりぃわりぃ。」
「ところで、雅はどうやって健吾を倒したの?」
誠が何も分からぬまま質問した。
「それはなぁ、この技さ!」
雅は誠に真相を告げた。