第十五話:決戦!宝探し〜バトル〜
遂に一組の雅と二組の謎の男が激突!!!!!!!!!!!!!!
「おいてめぇ!俺は一組の結城雅だ。お前の名前はなんだ!」
「俺は二組の甲斐健吾」
そういうと健吾はまた爆弾を投げてきた。
「ちっ、しつけーな。」
雅が華麗なステップで避ける。
そして一気に健吾との差をつめた。
「行けるぞ雅!」
洋が叫ぶ。
「うぉりゃゃ!」
雅が大きく拳を振り、健吾の顔面めがけそれを放った。
しかしその時健吾の口元がにやついた。
その瞬間誠は何かを感じた。
「雅、行っちゃダメだ!」
健吾の危険を察知したのか、そう叫んだ。
「遅い!」
健吾が口を開き、向かってきた雅の拳を片手で止め、さらに遠くへ吹き飛ばした。
『ズドーン!』
雅は地面に体を叩きつけられた。
洋が危険を察し構える。
しかし‥‥
「別にそう構えなさんなって。ただ俺は宝が欲しいだけなんだって。」
健吾が宝を指差した。
しかし‥‥
「あれ?宝が無いぞ。」
「そうか!今の戦いで時間が過ぎて、鳳凰が元の場所に戻ったんだ!」
「ふふふ‥‥まぁいいさ。まだ5日‥‥そう、昼夜合わせてチャンスは8回ある。まっ、宝を横取りしたいってんなら俺と毎回戦うこったな、ハハハ、あばよ。」
そう言って健吾は去っていった。
「行っちゃった‥‥そうだ、雅!」
誠が雅に駆け寄った。
【あんなコテンパンにやられちゃって、悔しいだろうなぁ。】
「雅、大丈夫?」
「特訓だ!」
「へ?」
「だから、今夜に備えて特訓だって!」
【雅、お前ってやつは!】
「もー、しょうがないな、雅の負けず嫌いには敵わないや。」
「よし俺も協力する、俺のホントの力も見せてやるよ!」
洋が自慢げに言った。
「みんな‥‥‥」
「てか洋の力気になるわぁ!」
こうして特訓が始まった。