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イーブルスター洞窟

 翌日の動きとしてイサムの宣言どおりカケルと女性陣を楽園亭の売り子にした。ルサルカは料理スキルをコンプリートしているので、カケルの父さん並みに料理が熟達しており、今日も手伝うことになったときの喜びようはとても嬉しそうだった。

 ついでにカケルの母も売り子が三人増えたことに嬉しそうにしていた。やはり異界の地では接客一人は寂しいらしい。


 そしてイサムはアカリを連れてメルルの森にあるイーブルスター洞窟へと向かっていた。実は古都クレメンスの周辺で高質な鉄鉱石を採取できるのがここしかなく、最初の街だけあってこの世界全体で見れば質はお世辞でもいいとは言えない。まァモンスターは中々いい素材を落としてくれるのでEKOでも人気のある場所の1つだ。


 しかしメルルの森を通り抜けるので、当然モンスターと遭遇することもあり戦闘準備が必要だ。だからアカリはいつもどおりの弓を肩にかけ、イサムは長槍と短槍の二本を装備している。腰に差しているのが大小の片手剣というのだから一体どこの槍兵だと問いただしたい。


「……どうした、その顔は?」

「いや、何も……」


 聞いても平然と『便利だからな』としか帰ってきそうに無いので、アカリは聞くのは諦めて採取作業に戻る。今回採取するのはミニート草と呼ばれる薬草だ。


 草の特徴としては葉が尖っているが肌を傷つけることが出来ない程度に柔らかく、葉の裏側が柔毛に覆われていて獣のようになっている。鮮やかな黄緑色なのでそこは見分けがつき辛いが、生息場所は森の中の開けた場所。


 千切ってから半月ほどで枯れてしまうが、回復促進効果があるので傷口に張っておけば怪我が治りやすい。地球で言うところの絆創膏のようなものだ。しかしながら小さな傷でも時に致命傷になりやすいこの世界ではとても重要なものの1つとされ、需要はかなり高い。

 その効果ゆえにどれほどあっても問題はなく、今回の依頼ではミニート草二十枚で銅貨三枚を報酬にした上に余剰分は一枚につき半銅貨七枚で買い取るほどだ。


 今回はミニート草はバイタルンシリーズを作るのであれば便利な素材で、ついでに状態異常を回復するアイテムも作れる優れもの。生産職のアカリにとっては三倍近い半銅貨20枚出しても惜しくないアイテムである。

 上級プレイヤーになってから手持ちのミニート草は売り払ってしまったので、今回の収穫はアカリの頬を綻ばせるものになってくれた。


 結局この場にあったミニート草はすべて刈り付くし、後に残ったのはミニート草以外の雑草と刈り取られた残骸とも言えるミニート草の根元だけだった。


「根元を残しておけば十分だよな」

「……そんなにいい素材だったのか?」

「鍛冶における酸化剤なみに」


 EKOでの鍛冶には酸化剤は不要なのだが、使えば時間短縮に加えて性能を良く出来るなどメリットがあるので良い道具かはともかくとしてあれば嬉しい道具。

 そういう無くても大して困らないが、あれば嬉しいという気持ちを察してくれたようでイサムは気難しい表情を浮かべた。


「……なるほど。ならばここまで刈り尽くしたのはマナー違反ではないか?」


 ここはゲーム時代のEKOの世界とは違い、現実となったEKOの世界なのだ。ゲームバランスを保つためにある程度収穫量が制限されることはないので、他人の利益に損害を出せるほど収穫できる。言い換えてしまえば一人が採りすぎれば周りの人間は採れなくなってしまうと言うことだ。

 イサムに言われてアカリも少しだけ罪悪感を覚え、しかし自分でも採れなくなるのは困るので対処だけはしっかりとしておいた。


「まァ二、三日放置しておけばすぐに再生するから問題ない」

「……そうか」


 それだけを言い放ってイサムは足を進め、アカリは少しだけ大きくため息をついてイサムの背中を追いかける。元々歩く速さが違っていたので簡単にイサムに追いつくことができ、その後も使えそうな素材は拾い、時にはモンスターを倒してから素材を回収して洞窟へ向かった。


 かなりの寄り道をして太陽が真上をとっくに過ぎた頃、ようやく目的地のイーブルスター洞窟へと辿り着いた。一体どんな地盤変形が起こればそんな形状になるのか、洞窟の入り口の真上が尖っていて、穴の上半分には牙を連想させる石筍が洞窟の入り口にびっしりと成っている。何も知らない人間が見れば石化したドラゴンが大きく口を開いている様子だ。メルルの森の中には不釣合いな、、恐怖心を掻き立てるその外観は現実になって余計に恐ろしさを増していた。


「相変わらず変な洞窟……」

「……そのお陰でメルルの森でも目立つんだ。ありがたいことこの上ない」

「すごいポジティブ神経で……」


 イサムの言葉にアカリは半分だけ目を閉じて睨むようにイサムに視線を向ける。しかしイサムはアカリの視線など気にする様子も無く、背中に携えていた短槍を片手に握ってイーブルスター洞窟の中に入っていく。

 アカリも洞窟内では射程が長い分狙うのに時間が掛かる弓は使いづらいと言うことで、ストレージボックスから射程が短いがリロードが早い二挺拳銃を取り出した。


 今装備している武器はEKOの最終戦まで使っていた武器であり、もし他人にこの武器達の性能を見られれば間違いなく一騒動起こる。しかしギルドの依頼の内容からイーブルスター洞窟に来る人物はかなり限られてると考えたイサムは効率性と安全性を考えて装備することにしたのだ。


 洞窟内は少し手狭で、人間が四人しか通れそうに無いほど道が細く、天然の洞窟だけあって曲がり道が多いので、お世辞でも視界は良好とは言えない。しかも日の届かない洞窟なので灯りが存在するはずも無く、二人がイーブルスター洞窟内部を安全に進めるのは、イサムが持ち込んだランタンのお陰だった。


 時々モンスターも襲ってくるがそれは心配無用だ。

 ゲームなどではよくあるが、装備をしっかりと整えたLv99の勇者がスライム狩りに動けばどうなるのか? その答えは決まっている。


「……ふむ、意外と呆気ないな」


 一方的虐殺である。

 短槍はイーブルスター洞窟で振るうには丁度良く、最初の街の中でそれなりに手応えのある場所だとしても、まだ装甲が薄いので高い攻撃能力を有する短槍の一撃を受けてしまえば、軽々と体を切り裂くのは当然と言える。


 おかげでアカリは硬そうな石の怪物すらたった一振りで切り裂く光景に、このタネを知っているのにも関わらず驚かされた。軽々と振るわれる短槍が砂山を崩すように石を砕く光景はおそらく誰が見ても驚くから、ある意味アカリの驚愕は当然と言えば当然だ。

 石の怪物をあっさりと倒したイサムは膝を折って地面に座り、オレに頼み事をする。


「……アカリ、頼む」

「近くの壁にロックブロックが隠れてる。もう少し戦った方がいいよ」

「……そうか」


 イサムの頼みをあっさりと断ったアカリは適当と言わんばかりに二挺拳銃を構えて一発ずつ撃つ。何にも当たらないと思われた銃弾は洞窟の壁に直撃し、隠れていたロックブロックを一撃で倒す。


 隠れていた仲間の死に、他のロックブロック達もようやく姿を現してアカリ達を迎え撃つように洞窟の道を塞ぐ。その光景が崩落して塞がれた道みたいで軽い絶望感があった。


 ロックブロックはおおよその形が直径二十cm程度の球体だが、表面は石のようにゴツゴツして隆起が激しい。足は無いので宙に浮かぶ形になるが、腕だけはあるので壁に取り付いて微動だにしないことも出来る。

 表面が石なのでこういった天然の洞窟などに張り付かれれば発見もしづらく、不意打ちされる可能性も高い。しかし一番厄介なのはDEFの高さだった。外見どおり中身も石なのでDEFが高く、そしてRESも地味に高いのでダメージが中々通りにくい。


「……白い回転式拳銃(うたまる)&黒い自動式拳銃(アルキメデス)ならば倒せるか」

「ロックブロックを倒せなかったらさすがにショックですけどね」


 イサムの呟きに対してアカリは軽く涙目になって答えた。

 銃という種類の武器は総じて一定ダメージしか与えられず、そのダメージが他の武器に比べると低いので、銃自体軽視される場合が圧倒的に多い。ロックブロックのようにDEFが高い相手ならば重宝できるが、それでも同じレベルの両手武器には一歩劣る程度のダメージしか与えられない。今回アカリは最高レベルの拳銃を使っているのでロックブロックを一撃で倒したが、もし初心者レベルの銃を使っていれば三発当てないと倒せない。


 アカリは銃の特性を脳裏に思い浮かべ、少しばかりロックブロックから意識をそらす。それに勘付いたロックブロックはすぐに地面を掴んで乗り出すように吶喊をしてくる。EKO時代ではそんな行動はなかったのでアカリどころかイサムまで驚く。


「《スプレッド・ベル》」


 しかし驚いて動きを止める程度では上級プレイヤーにはなれない。驚いて意識を別方向に飛ばしながらも、アカリの体は無意識に動いてスキルを発動する。

 無造作に上げられた拳銃からはたった一発の銃声しか聞こえなかったが、実際はスキル使用によって最適化された指が自動的に標準を合わせて何十発も連射している。もし銃弾を見切るほど素晴らしい動体視力を持っている存在ならば、アカリが放った弾幕のごとき銃弾を見ることが出来ただろう。《散弾の鐘(スプレッド・ベル)》の名の通り、命の散る鐘の音を鳴らして。


 一発の銃声しか聞こえなかったロックブロック達は仲間の屍を超えてもアカリ達を倒すという野心を持ち、愚かにもまだ直進を続けてすべてのロックブロックが《スプレッド・ベル》に撃たれる。ここが狭い洞窟の中というのもあってロックブロックに逃げ道など存在せず、後に残ったのはロックブロックを構成していた石の残骸ばかり。受け止めてなお生き延びたロックブロックは一匹たりともいなかった。


 索敵スキルを使って周囲にモンスターがいないことを確認したアカリはイサムの方を振り向いて一度だけ深く首を縦に振り、ロックブロックの残骸を拾い始める。イサムも習うように、いやアカリに教えたとおりに動いてロックブロックの残骸を集めだす。


「……ロックブロックにあんな行動があるなど考えたこともなかったな」

「普通に考えればあったんだよなァ」


 EKOでは処理能力を考えてロックブロックにそんな攻撃方法を作らなかったのだが、確かに少し考え込めば浮いている特性を利用してそういった行動があってもおかしくなかったのだ。

 この世界をまだゲームだと考え込んでいたアカリ達は冷や水を浴びせられた気分になって、改めてここが現実の世界などだと再認識し、警戒心を強める。


 ひとまず倒したのだからとロックブロックを構成していた石をすべて集め、それが終われば今度はイサムがストレージボックスから最上級錬金キットを取り出した。

 集めたロックブロックの破片を最上級錬金キットの鍋にすべて投入し、水を加えて掻き混ぜる。混ぜている姿はどこぞの魔女を髣髴とさせ、かなり不気味に感じる。しばらくしてから出てきたのは手のひらにすっぽりと収まりそうなほど小さい黒い石。ソレが二十個程度あり、あとは不要分と判断したのか鍋にあった液体をすべて地面に流す。


 出てきた黒い石は粗悪なコークスというアイテム。粗悪という名の通り質は悪いが鍛冶炉を維持するのに便利です。捨てたのは石の成分が入った液体だ。ちなみにこの液体は放置しておけば、普通の石へと変わり洞窟の一部になる。


「……やはりコークスは作れんか」

「ロックブロックの破片で作ろうとするほうが問題だろ」


 アカリはコークスの作り方は頭の中に入っているので、横着するイサムにツッコミを入れた。本人も横着している事は分かっているようで、作った粗悪なコークスをストレージボックスの中に入れる。


「そういえば粗悪なコークスなんて作ってどうするつもり?」

「……コークスの使い方など1つしかない」


 それもそうだ。

 イサムの返答に納得して、とりあえず索敵スキルを使いながら洞窟の奥へと足を薦めていくアカリ。

 粗悪など関係なくコークスは燃やして熱を上げる燃料にしか使えない。蒸気機関車の燃料などいろんな利用法が上げられるが、鍛冶を専門とするイサムがコークスを必要とする理由など鍛冶炉の燃料に使うことしかない。


「楽園亭に鍛冶炉なんてなかったはずだけど」

「……作ることにした。その程度なら造作もない」

「やっぱりEKOって現実になると反則な面もあるよな」


 EKOでは道具を買うことも出来るが、イサムが言ったとおり道具を作ることも出来る。作る場合は買うより金銭的負担がない反面、鍛冶スキルが高くなければ失敗する、作るための道具が揃ってなければ意味がない、材料が多くなる、粗悪な材料は使えない、などデメリットが大きい。それゆえにあまり知られておらず、アカリ達は純粋に手作りで道具を揃えた部類だった。


 ゆえに異世界に飛ばされて道具一式を失ったとしても、段階を踏んで道具を自作していけばさほど時を置かずに再起できる自分達が、この世界において異常だと感じてしまったのだ。


「……それはいまさらだろう。それに、上級の道具を作るのならば数回海を越えなければならない」

「まァ確かにそうなんだけどね、っと。索敵に12匹引っ掛かった。洞窟の奥だからたぶんモンスター」

「……そうか。こっちは鉱石を見つけた。質は悪いがこれなら道具を作れる」

「もしかして、オレ一人で戦えと?」


 アカリは冗談かと疑いながら尋ねるが、イサムは無情にも首を縦に振った。

 アカリはショックのあまりがっくりと肩を落としてのそのそと洞窟の奥へ進み、イサムはストレージボックスからつるはしやハンマー、鉄杭など採掘道具セットを取り出す。


 洞窟内部なので崩落の危険性を考えながら、つるはしで乱暴に洞窟の壁を削り、たまに鉄杭を当ててハンマーで丁寧に壁を削る。もし現実であれば数時間は掛かる作業だが、イサムは相手の攻撃を受け止める役目を持っているのでSTRが高く、採掘スキルをコンプリートしているので常人の百倍近い速さで作業を終わらせようとしている。


 しかも採掘している最中に仕分けまで終わらせており、たった二十分程度で一メートルほどの石山を三つ作り上げていた。それぞれが使えない物、錬金する必要がある物、精錬する必要がある物に分けている。

 大体二十メートルほど辺り一体を削り終わった後にアカリが戻ってきた。


「あぁもう! ポーンバッド多すぎる!!」


 アカリの右手にはなぜか縄が握られ、その縄の先に縛られているのは30では収まりそうもないコウモリ達。そのコウモリすべてが絶命し、まったくの無傷で縄に縛られている。

 左手の縄には子供サイズの小さい悪魔が縛られ、まだ生きているようで必死に逃げ出そうともがいている。しかし縄はかなりきつく縛られているので逃げ出すことなどできない。その必死にもがく様子は同情感を催しそうだが、肌が紫色で目は金色に光り頭には小さく角が生えているので不思議と同情感は無かった。


「……12匹ではなかったのか?」

「その向こうに隠れてて気付いたら34匹に増えてた。レッサーインプは偶然遭遇した。イサムがバラした方がいいかと思ったんだけど、バラす?」

「……そうだな。俺がやる」


 子供サイズの小さい悪魔、レッサーインプはアカリ達の言葉が分かるようで『解体(バラ)す』という単語を聞いて驚いた表情をアカリに向けたが、続けて発せられたイサムの言葉にかなり悲しそうな表情を作っている。

 しかしレッサーインプの表情など気にせず、抵抗できないのをいいことにイサムが短い槍を横に振ってレッサーインプの首を刎ねた。


 忘れたように噴き出す鮮血は噴水のように周囲を赤く染めるが、イサムは気にせず解体用のナイフを取り出してレッサーインプの腹部を引き裂いた。イサムはその切り痕から手を入れて、レッサーインプの体を弄る。

 なにかに触ったのを感じたイサムはその触れた物を掴むように少しだけ手を抜いてから少しだけ手を動かして再び手をねじ込む。そして手に触れた物を掴んだ瞬間に一気に引き抜いた。


「……かなり熟成されているな」


 イサムはレッサーインプの体内から取り出した黒曜石のような石を見てそう呟いた。レッサーインプの体内から取り出したのは武器の素材の一つとなる石であり、レッサーインプしか取れないものである。素材レベルとしてはそう高くは無いのだが、採取した後の処理が鍛冶スキルが高くないとできないうえに、レッサーインプが死んでから血が抜けるように質が悪くなっていくので、基本的に鍛冶スキルを持つ人間に解体をやらせるのが一番いい。

 アカリがレッサーインプを生かしてイサムの元へ連れてきたのもそれが理由である。


 早速石の処理を始め鍛冶スキルで研磨を始める。適当な石を使った研磨なので一見適当そうに見えるが、実はイーブルスター洞窟の石で磨くことが処理方法なのだから仕方ない。

 アカリはレッサーインプの体を解体して薬の素材として使えそうな部分は処理をしてストレージボックスの中に収納する。しかしそれでもイサムの処理が長く掛かったので、ついでにとばかりにポーンバットの解体も始めた。


「使えそう?」

「……十分すぎる。それと、ポーンバットの牙は残しておいてくれ」

「了解」


 イサムに言われて六匹目のポーンバットから牙を残すように解体する。

 アカリが三十三匹目のポーンバットを解体し終わったと同時にイサムの方も終わり、最後のポーンバットに関しては捨てることにした。


「……時間を掛けすぎたか」

「まァ本来は数人を警戒に回すのが普通だからな」


 アカリとイサムを挟むように出てきたのはイーブルスター洞窟に出現するモンスター達。時間を掛けすぎたせいで他のモンスター達が寄せ集まってしまい、逃げ道は完全に塞がれていた。

 ゆえに二人が採れる選択肢は殲滅しかあらず、余裕の表れか、無謀への挑戦か、二人の口元には好戦的な笑みが浮かんでいる。


「……遅れを取るな」

「イサムも迷惑が掛からないようにね」


 その言葉を合図にアカリとイサムは戦闘を始める。


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