テーマ友情ですぐ頭に浮かんだもの2
友情がテーマで、真っ先に頭に浮かんだベタなやつ。 その2。
とある学校の、2学期の期末テストを前にした、テスト対策の準備期間。
その準備期間が始まった日の放課後は、期間中はテスト勉強に専念しなさいとばかりに学校の部活動が禁止されてしまう。
逆に言えば、その間だけ部活動の事は考えずに済む期間である。
なので短期間と言えど、部活動から解放されるのだ。
その嬉しさは部活動をあまり楽しく思えない人ほど味わえるもので、とある教室にはまさに「最高にハイ!ってやつだ!」と今にも叫びだしそうな男子2人がいた。
「なあ、今回のテストはどうだ?」
「自信は無いよ」
「だよなぁ! やっぱり俺達は親友だな!」
「だよね!」
「で、どうするよ?」
「どうって、勉強?」
「そうそう、今回はする?」
「しなくても赤点は僕達なら回避できるはずだよ」
「だったら勉強しなくて良いよな!」
「そうだよね!」
「んじゃ遊ぼうぜ!」
「OK!」
なんて、2人で遊びの計画をしゃべり合いながら教室から出て行く。
他のクラスメイト達はその様子を白けた目で眺め、呆れていた。
〜〜〜〜〜〜
テスト終了後、答案返却にて。
「テストはどうだった? 僕は赤点回避出来たよ!」
「………………」
「……え? なに、その反応?」
「………………」
「なんでこっちを見ないの?」
「ごめん」
「ゴメンってなに!?」
「……ごめん」
「ちょっと答案を見せて! …………ナニコレ!? いつもより点数が良いじゃん!」
「ごめん」
「ゴメンじゃないから!! ねえ! 僕達はテスト勉強はしないって」
「彼女が、勉強してってうるさくて……」
「カノジョ!!? え、聞いてない、知らない!! 僕達カノジョ無しのお気楽同盟じゃなかったの!?!? 実際にカノジョなんて居ない、欲しくもないって叫んでたよねっ!!?」
「…………ごめん」
「ゴメンじゃないだろおぉぉぉおおっ!!!」
今日も賑やかな仲良し親友2人組であった。
なんだかんだ恨み節をかまそうが、その内悪い方が謝るとか、些細すぎる諍いなら何もせず翌日には、とかでまた親友として仲良くしだす模様。




