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線路と暗闇の狭間にて

作者:にのまえ龍一
 将来の夢について、未だロクなもの一つ抱けていない女子高生、尾上なち。高校生活二年目も終わりに差し掛かる二月の中旬、登下校用の電車に揺られ、いつも通り帰路に着こうとしていた。ところがその日、なちの乗っていた電車は線路を外れ、雨混じりの暗闇へと転落してしまう。

 都心から離れた山間部、しかも夜間であったために救助は絶望的という状況の中、無惨にひしゃげた車内で生き残ったのはたった一人、なちだった。彼女は絶望を感じつつも、暗闇の中で散らかり横たわる老若男女の遺体に臆すことなく、どこか前向きに車内から脱出する方法を模索し始める。

 なちが電車に搭乗する少し前、彼女は青田駅のホームにて同じ高校の男子生徒『女乃愛人』の〈声〉を聞き、後に転落した車両の中で白猫に姿を変えた彼と対面する。さらに車両内には金と銀のオッドアイをした喋るが鳴かない黒猫『オズ』も現れ、戸惑うなちに淡々とこう告げる―――ここは〝夢〟の中だ、助かりたければオレについて来い、と。

 果たしてなちは〝夢〟から抜け出し、あるべき場所へと戻れるのだろうか。そして、彼女は自らの意思で夢を描き出すことができるのか。
終わる〝夢〟
2022/02/14 02:40
尾上なちと将来の夢
2022/02/14 02:43
ワタシの在り方・前編
2023/06/11 16:14
ワタシの在り方・後編
2023/06/11 16:28
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