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クラスメイト視点
お久しぶり、シャルロットよ。王立学園の三年生になったの。私のクラスに、“あの”公爵家の娘がいるって知ったときは驚いたわあ。本当、神様って理不尽よねぇ。頭脳明晰、眉目秀麗、私と同じ人間だとは思えないわ。あ、私と比べるのも失礼よね。まあ、そんなあなたと何故か同じクラスになってしまったわけ。しかも、隣の席!あなたったら、とても心が広い人なのよね。私って、悪戯好きなの。だから、あなたにもちょっとした悪戯をかけたりしたんだけど、あなたったら「もう・・・困りますわ」って微笑むだけ。そうそう、一回悪戯の度が過ぎちゃったことがあったよね・・・あれは悪いことしたわね。
隣の席のシャルロット