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元一般人が最強種族に至るまで  作者: 河北 燐
2/6

転生したけど...

早く書くとは?


 目を開ける。なんだか凄い夢を見ていたような気がする。うわ、うす暗い。どこだここ。天井が岩っぽいし洞窟なんだろうか。そんなことを考えていると、だんだんと記憶が戻ってきた。そうだ俺は転生したんだよそれも異世界に。たしか、ステータスを見るんだった。なんだか種族が分からないとか言ってたんだっけ。


 頭の中でステータスと唱えると出てくるらしい。頭の中でステータスと唱えると、ゲームのようなログが頭に浮かんできた。


 __________________

 

 名前:null

 種族:null

 

 能力

 攻撃:null

 防御:null

 魔力:null

 魔防:null 

 敏捷:null


 固有スキル

 生体変化、鑑定


 __________________



 明らかにおかしいステータスが表示される。

 なにかのトラブルかと思い、もう一度唱えてみるが、表示は変わらない。


 種族がないってどういいうことだよ。いや確かに分からないとは言ってたけどさ。そのほかにも自分の攻撃力などがわかるらしいが、なぜだかすべてnullとなっている。


 とりあえず自分で姿を確認してやろうと思い、水辺を探そうと1歩踏み出そうとしたとこで、足に違和感を覚えた。

 あわてて足を見る、正確には足があるはずの場所をみる。

 ない。足がない。それだけでなく手も、胴体もなかった。この様子だと顔もないのだろうか。だが不思議と前は見えているし、なぜだか前にも進める。意味わかんねぇ。他者からはどう見えてるんだろうか。わからない。何もわからない。


 正直不安しかないのだが、このままここにいるわけにもいかないので、俺はとりあえず洞窟を進むことにした。

 しばらく進むと、湖を見つけた。周りは光るこけ?のようなものがあり十分明るい。そこをのぞき込んでみると、そこには何も映っていなかった。

 やっぱりかと思うと同時に、不安がどっと押し寄せる。まじでどうなってんだ。俺生きてるんだよね?


その証拠にお腹が空いてきたような気がする。まぁ今の俺に腹があるのかどうかすら怪しいんだけど。


これから何をすれば良いのか全く分からない。けど生きてかなきゃ、せっかく生き返ったんだから。とりあえず食料を確保しよう。


少しでも飢餓感を静めようと水を飲もうと思ったけど、口がないんだった。どうしようか、幸い湖は浅いようなので、入ってみようか。目線の高さ的にもおぼれることはないような気がする。そうして湖に入ったが、やはりおぼれなかった。だがそれだけであり、水が吸収できるとかそんなことは無かった。どうすればいいんだよ!早く水飲みたいんだけど!

ん?あれ?なんだか喉に水が通ったような。腹が満ちてくような。え、水飲めましたやん。やったぜ。これで最悪しばらくは食料がなくても生きていける。まぁ極力水だけ生活は避けたいところだけど。


保険をかけることに成功した俺は探検と食料確保の目的で一旦この場を離れることにした。

  

次こそは早く書いてみせる

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