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怠惰の朝と妹と

「わがままお嬢様と怠惰なおれと」の8話になります。今回は新キャラ?登場なので少し短めのものになっています。

また、今回他の作者の方の小説を読んでいて気づいたのが僕の小説読みずれぇ…

というわけで、少し書き方を変えました。と、言っても会話文の箇所を見やすくしただけなのですが…

まだまだ拙くおかしな点が多々ございますが、これからもよろしくお願いします。

ピピピピ、ピピピピ、ピピピピ…

目覚ましの音が部屋に鳴り響く。俺は半分以上寝ぼけたまま音の元凶を手探りで探し音を止める。突然だが俺はいつも思う。こんな目覚ましごときで起きれたら人生苦労しないし某国民的アニメの、の○太君だって遅刻しないと思う。そんな訳で俺は魔法の言葉を使う。

「ん~~後五分」

この言葉により俺はまたヌクヌクになっている布団を被り眠る。



  ドタドタドタドタッ

"何か"が物凄い勢いで階段を上がる音がする。そして勢いよく扉が開けられる。その"何か"は俺の部屋に入るのなり魔法で眠り続けているはずの俺を起こそうと声を上げる。


「お兄ちゃん!起きて!遅刻するよ!」


は?遅刻?まだ余裕だろ。そんな事を思いながら俺はもう一度魔法の言葉を使う。


「唯~後五分~」


するとどうだろう、声は止み静かになる。流石魔法の言葉だ。さて、ここで考え欲しい。朝妹に起こされる。それはシスコン又はそういうシチュエーションが好物の人ならそれは天にも勝るものがあるだろう。確かにここで優しく起こしてくれる、それなら俺だって嬉しい。だが現実はそうはいかない。リアルは何時だってハードモードだ。


「フゲェッッ!」


あまりの痛さに変な声が出る。当たり前だ。なぜなら俺の腹の上には昨日使った教科書が大量に入っているであろう学生鞄が置いてあるのだから(落とされた後)

その痛みで寝ると言っても別な方で寝てしまいそうになる。すると学生鞄を落としたであろう人物は地獄への宣告をしてくる。


「お兄ちゃん?今すぐ起きないなら次は椅子ね?ちっと重いけど頑張るよ?」


俺はすぐさま起きる。そこには既に椅子を持ち上げようとしている(ゆい)の姿があった。


「あ、お兄ちゃん起きたんだ。おはよう。」


「ああ、おはよ…じゃねえ!朝からいきなりなんだ!学生鞄とか!死ぬかと思ったわ!しかも、椅子とか冗談抜きで死ぬじゃねぇか!!」


「お兄ちゃんが起きないのがいけないんでしょ?むしろ毎日起こしてもらってるのに感謝して欲しいくらいだよ」


グッ…そう言われると何も言い返せない。


「というか、お兄ちゃんいいの?時間結構ヤバいよ?」


その言葉で気づく。そういえば、唯は俺をお越しに来たんだよな?

アレ?…コレヤバクナイカ?

見るな!本能が告げている。しかし、見なければいけない。一度深呼吸をして、先ほど止めた目覚まし時計をみる。

……………あ、これダメだ。



うん?学校に間に合ったかって?それなら今反省文を書いているとだけ言っておこう

ここまで読んで頂きありがとうございます。

今回の新キャラのプロフィールというか、自分の力不足で、詳細な設定が分からないという方が多いと思いますので。


坂上唯(15)

中学2年

一貴とは3つ年が離れており黒髪ショートのちょっとスラッとした感じ

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