表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/10

初めての友達と勉強会と 前編

投稿が遅れてしまい、申し訳ありません。

最近本当に忙しく、なかなか書く暇がとれませんでした。今回は「わがままお嬢様と怠惰な俺と」の5話目になります。少し長くなりそうだったので前後編でわけました。拙い文章が多々ありますが、アドバイス、注意点を教えていただけると幸いです。

テスト。表向きそれは、普段の授業の成果を試すためのもの。生徒が家庭での学習をしっかりとしているか確かめるもの。しかし、実際のところそれは、普段勉強をしていない者にとって一定のペースでやってくるラスボスだ。そもそもラスボスって言うのはゲームで例えると、色々な経験をして、なんとかたどり着いてもなんども失敗して、ようやく倒すものでそれが一定のペースでやってくるのだからたまったもんじゃない。しかも、テストというのは生徒だけに苦痛をあたえるだけではない。それは、テストを作成している教師たちにも苦痛である。問題を作成して、答え合わせをする。それだけでも重労働なのにそこに至るまでにも学年で範囲を統一もしなければならない。とある先生は

「本当にめんどくさい。まだ問題も作ってないのに」

と愚痴を溢していた。そこまで言うならやんなきゃ良いのにと思う。まぁそれが仕事だから仕方がないのだか。

この学園のレベルはあまり低くない。むしろ高いと言っていい。したがって赤点を取って補習なんてのもよく見かける。俺自体、あまり頭が良くないからいつも美憂に教えてもらっている。今回も教えてもらおうと思いいつも通り宿題をしている美憂に話をきりだす。

「美憂、今回も勉強教えてくれないか?」

「うん。いいよ。教えるのも結構勉強になるし。」

そう快諾してくれた美憂の返事を聞いて安心する。美憂は結構頭が良い。ずば抜けて、というわけではないが学年180人いる中の20位以内なのだからかなり頭が良いと言っても良いだろう。まぁこれで赤点の心配は無くなった。内心ほっとしていると今まで黙っていた神埼が口を開く。

「なら家で一緒に勉強しない?2人の分かんないところ私なら教えてあげられるし。」

…でたなぶっ壊れハイスペック。そう。こいつはめちゃ頭が良い。俺どころか美憂にも教えることのできるレベルである。実際毎回トップ10が張り出されるランキングのなかで、不動の1位である。こいつに教えてもらうのは癪だが確かに学年1位に教えてもらうのはいいかもしれない。

「俺は構わないが美憂、お前はどうだ?」

「うん。私も大丈夫だよ。神埼さんがどんな勉強してるのとか気になるし。」

「え?私勉強したこと無いわよ。」

美憂の言葉に神埼が返す。

は?……このぶっ壊れハイスペックめ。一瞬凍りついた場をなんとかしようと(別に俺がする必要はないのだか)話を切り替える。

「え、えっとじゃあ日程とかはどうする?テストが来週の月曜日だから前日で間に合うか?」

「それで大丈夫じゃないかな。赤点とらないだけなら前日本気でやればなんとかなるだろうし。」

今回は神埼がいて安心しているのかいつもよりやさしめに言う。いつもなら最低でも3日前からは勉強なんだが。

「私もそれでいいわ。じゃあ日曜日の10時くらいに持ち合わせでいい?」

俺と美憂は2人で頷き次の日曜日3人で勉強会をすることになった。

次回は後編として投稿します。なるべく速く投稿しますので、気長にお待ちいただけると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ