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ONLINE ASSASSINs 第4話

  「短剣が泣いてるよ、あなたはもっと強いはず・・・・・・。」

  「もっと、もっと高みを目指して。私はずっとまってる。ずっと、ずっと・・・・・・・・。」

  「お・・お前は一体・・・・。」

 薄れゆく意識の中で声の主に問いかける。

 だめだ・・・・意識がもたない・・・・・・。



 気がつくと俺はベッドの中だった。

起き上がろうとするも、全身に激痛が走る。

諦めたようにベッドに寝転び直してふと考える。

 それは、先日の戦いだった。

あの溢れるような、短剣からのオーラは思い出すだけでも鳥肌が立ちそうだ。

 「七星剣・・・・エメラルドシザー・・・・。」

声の主は、壁にもたれかかっていた一人の男だった。

 「まさか本当に七星剣を持つ者が現れるなんてな。」

コイツは何かを知っている。

直感的に思い俺は質問をする。

 「この短剣を知っているんですか?」

 「フフ・・この世界にいて七星剣を知らない者はいないよ。」

 「噂では、七星剣と呼ばれている七つの剣は太古の時代に宇宙から降ってきたとさえ言われている。」

 「君の持っている、エメラルドシザー、ホーリーディオス、バルザック、

ダークネスガイア、ディバイア、サタンキル、そして七星剣で最も最強と言われている、ゼウス。これが全部だな。」

 「そんなにあるんですか。」

 「ああ、だけど君はそいつをどこで手に入れたんだい?」

 「どこでって始めの武器選びの時にたまたま・・・・。」

 「おそらくそれは天変地異だな。」

 「天変地異?」

疑問に首をかしげる。

 「七星剣は何かの前触れになると強いアバターを見つけて現れる。」

 「君はエメラルドシザーに強いと認められたんだよ。」

 強い・・・・?俺が・・・・?

 「じゃあ、僕はそろそろここを発つ。君とはまたどこがで会いそうだね。」

 男はそう言うと部屋から出て行き、俺はもう一度眠りについた。

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