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詩紡ぎ  作者: 律森ちるは
3/5

ハルカ。

いまきみがひとつの空を見上げている

その空は僕が見ている空と同じなのだろう


繋がった遙かはるか遠く高い空の下で 僕ときみは

ただひとつのことを願いながら きっと今日を生きている


それぞれの道を歩きながら 僕らは長い旅をする

終わりは見えない 終わりはないのかもしれない

ただ歩き続けて夢を追う それがきみと僕とのただひとつの約束


繋がった遙かなる空の下で 今日も明日も流れる雲に思いを馳せて

僕は追い続け きみもきっと歩き続けるだろう

いつかまた会えた日に 最高の笑顔を交わすため



いま僕が冷たい雨にうたれている

この雨にきみもうたれているのだろうか


この暗く冷たい空からこぼれおちる雫は きみと僕の

進みたくても進めないもどかしさを きっとあらわしている


それぞれの道は険しくて それでも僕らは旅をする

終わりは果てない 終わりはないのかもしれない

歩き続けることに疲れて それでもただひとつの約束を守るため


繋がった遙かなる空の下で 今日も明日も吹く風に思いを乗せて

きみは進み続け 僕もきっと求め続けるだろう

いつかまた会えた日に 最高の笑顔を交わすため



繋がった遙かはるか遠く高い空の下で 僕ときみは

ただひとつの想いを抱きながら きっと明日を生きていく

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