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とりっく おあ とりーと!

いき遅れたorz


今から1ヶ月ちょい前のハロウィンのお話。


くそっ…テスト期間とは苦痛だっ…。


気をつけます、はい。

「トリック オア トリート!」


10月31日…今日はHappy Halloweenだ。



街で子供が騒いでいる。

なんでも、お菓子をあげないとイタズラされる…とか。

んなの、こっちもイタズラ仕返すし。


だがしかし


「ボス、子供すぎます。トリック オア トリートなどと…。」


「…イタズラしちゃおーっと…♪」



この人のイタズラ…ある意味怖い。



「よし、儚はイタズラ決定ね。覚悟するんだよ♪」


「Σえっ、ちょっと待っ…。」



…ドンマイ、儚。



「布浦は持ってきたー?」


「え、えぇ、まぁ。」


「全部頂戴!」


「ダメです。」


「ケチ。」


「何とでも言って下さい。」


「ケチケチケチケチケチっ!ばーか!!←」



…真面目にガキ。←ぁ

思わずため息をつく。



「まぁ、ボス受け取って下さい。」



俺はいろんな形のクッキーが入った小袋を渡した。



「おぉ♪手作り?」


「そうですが、何か。」


「器用だねー♪」



何でだろう、あんまり嬉しくないや。



そして二階からドタドタという音と共に何かが二階から降りてきた。



"な…何だ…!?"



「「とりっく おあ トリーーーートっ!!!」」



…くるりと柚佳だった。



「…楽しそうなのはいいんだけど、物は壊さないでねー♪」


「「はーい。」」



本当に騒がしい奴らだな…全く。



「ねー、なんかお菓子ないの?」


「ほら、Happy Halloween。」



俺はくるりと柚佳にクッキーを渡した。



「ありがとうございまーすっ♪」


「ありがたくいただきますねー♪」



「おう、そんなんでよかったら貰ってくれ。」



なんかいきなり食べ始めるボスとくるりと柚佳。

三人並ぶとなんか一般人に見える。

…まぁ、そんなことないんだけど。



「あ、ボスー、仮装パーティーしましょうよ!」


くるりがクッキーを食べながら言った。



「いいじゃん、やろうよ!んじゃ7時にもっかいここに集合!

仮装して来なかった奴はイタズラね♪」



貴方のマイブームはイタズラですか、ボス…。



「以上、解散っ!」



その言葉をきっかけに、みんな仕事やら仮装グッズやらのために散らばった。



…………



そして、7時15分前。

中に入ると部屋の中は真っ暗だった。



「暗…。」



でも、結構集まっているようだった。

ボスとか、くるりとかの気配を感じる、しかも背後に。

きっと脅かそうとしてんだろうな、ガキめ。←



「「「…わぁっ!!!」」」



やっぱり脅かそうとしてたらしい。



「うわーーー。」


「ちょっ、棒読みwww」


「だって、バレバレなんですもん。」


「ボス、私達、バレバレらしいですよ!」


「んで、なんでこんなくだらな…」



なんか物凄い勢いで睨まれてるんだけど。



「わかった、言い直す。

なんでこんなことしたんだよ?」



「「最後に来た人を脅かす計画!!」」



「なるほど、よくわかったぜ。」



貴方達が物凄いガキだってことが。



「みんな集まったからやるよー!」


「へい。」


「「「Happy Halloween!!!」」」



クラッカーまで用意してたなんてな…。


仮装内容は


ボスが幽霊で

右腕がドラキュラで

儚がカボチャの姫で

柚佳が魔女で

くるりが死神。


他はみんなミイラ。←

ちなみに俺は獣です。



「ちょっ、ほとんどミイラじゃんっwww」


「まぁ包帯って、一番簡単ですからね。仮装なんて、適当でいいのに。」


「そんな儚は一番手の込んだ仮装してるな。」


「Σうっ、うるさいっ//」


…可愛い奴だな。いや…可愛いというか、面白いだな、うん。


「というかくるり…お前、まんまじゃねぇか。」


「え?私といったら鎌、鎌といったら死神じゃないですか♪」


「へぇ。」


「質問した割には反応薄いですよ、布浦さーん。」


だって…


「くだらないからな。」


「Σひどいっ!」


あー、はいはい、そうでしたか。



この日は、イタズラして

菓子食って

解散!


そんな、幸せな1日だった。

最後までぐっだくだでしたね、布浦くん。

ただ、みんなに仮装させたかっただけとか言わないでください、図星です。←


次話も頑張るぞ!

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