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不幸の神様、降臨

三話目投稿です。


これは不幸の神様が降臨する話ですよ。多分。



それではどうぞ!

あれから、出かける度に高確率でアビスファミリーの奴らに会うようになった。


「…はぁ…。」


思わずため息をついた。ため息つくと一つ幸せが逃げていくと言われていたりするが

これはため息するしかねぇよな、多分。


「どうしたんですか、そんなため息ついて。」


えっと…話しかけてきたのは櫻路柚佳だ。


「いや…俺はつくづく運が悪い奴だと思ってさ…。」


「大丈夫ですか?」


少しだけ、笑いながら聞いてきた。


「…これで大丈夫に見えんなら、多分病院行きだな。」


「安心して下さい、ホープファミリーには医者が居ますから。」


まさか、アイツ精神科なのか。


「…まぁいいや、買い出し頼まれてるから行って来るわ。」


「行ってらっしゃい。」


笑顔で送り出される。いつもは普通に行くのに、なんか嫌な感じだ。


………


「えーっと、後は…」


買い出しを順調に進める。

まぁ、今日もアビスファミリーの連中に遭遇しまくってるけど。


「この店だけか。」


なんか、よくわからない店だった。

普通に中に入る。すると


「…Σげっ。」


いた…いましたよ、アビスファミリー…!!

東海林 刀弥と風死 麗。

どちらも特攻部隊。しかも刀弥の方は隊長。やっかいな奴らだ。

アビスファミリーのボスの命令だったら何でも聞くとか。

どうでもいいが何故こんなところに…よし、無視だ、無視。


「…おい、お前。」


やっぱり話かけられた。

無視、無視しなければ。


「…お前、聞こえてるのか?」


「聞こえてないんじゃないですか?」


うわぁ…すげぇイラつく。

…押さえろ俺、無視だぞ俺…!


「まぁ、どちらでもいい。…行くぞ。」


「…Σっ!?」


刀弥の方からナイフがいくつか飛んできた。

頬にかする。血が流れ出す。


「次は当てる。」


そう言い放ち、再びナイフが飛んでくる。

今度は確実に急所を狙って来ている。

流石にこれは雪刀でナイフを弾く。


「やっぱり聞こえてたんだな、松里布浦。」


刀弥は、刀を構える。

多分、刀弥は暗器使いだろうな。


「はぁ…厄介事は嫌いなんだけどな…。」


雪刀を構える。

どうにかして、頼まれたものを買って、撒ければいいんだが…。


「行くぞ、布浦。」


刀弥は袖から無数の針を飛ばした。きっと痺れ薬とか塗ってあるのだろう。


「Σ……。」


飛んできた針をさっと避けて相手に近づく。


「…雪霧。」


雪霧…凄く細かい雪を降らせ、霧の様にして視界をぼやけさせる技。

近づいたのは根本の方が霧が深いから、近づいた。


「なっ…なんだ…!?」


「霧!?というか寒っ!」


刀弥と麗がああなってる隙に頼まれたものを取り、金を置いてこの場を去った。


店を出て数分後、雪霧の効果が解けるのに気づいた。


「……逃げられたか。」


店から刀弥の低めの声が、響いた様に感じた。



…その頃俺は


「はぁ…なんとか撒けたな…。」


数100メートル離れた路地にいた。


「全く…なんで俺はこんなに不運なんだよ…。」


もうこんなこと起きて欲しくない…。

そんなことより、早く帰りたい。


「…っと、さっさと帰んなきゃな…。」


その後も、やっぱり何人かアビスファミリーの連中と会ったとさ。



…その後…


「今日も会ったのか…。」


「おう、今度は攻撃までされたぞ。」


「まさに不幸の神様、降臨ですねっ!」


「うるせぇよ、くるり。」




やっと3話が終わったぁぁぁぁっ!

長かったですねぇ、でも短い。

脳が働いてない証拠ですよね、わかります。


4話…まともな戦闘させてみますー。



ps


とったん、ごめんなさい、勝手に低めの声にしてしまい…っ。

反省します。

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