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変わって行った日々

こっちも2話目。


布浦がファミリーに入って前の日常、今の日常を比べるお話になっています。


それではどうぞ!

ひいらぎさんについて行ったはいいものの…


「ここって…。」


―Hope family―


名を知らない奴はいない、ホープファミリーかよ!


「うん、僕の基地。」


「ひいら…ボス、ホープファミリーのボスだったんですね。」


「そうだよ、びっくりしたー?」


へらへら笑ってるけど、そりゃあびっくりするだろ。

まさか…ホープファミリーの一員になるとはな…。


「まぁいいや。

ささっ、入った入った!」


………


「皆ー、今日から入る新人くんだよー!

んじゃ、自己紹介して。」


「松里 布浦です、迷惑かけることもあるかもしれないが、よろしく頼む。」


「んじゃ、仲良くねー。」


ひいらぎはどこかへ去って行った。

悠斗、儚の他に自己紹介してきた奴は


・転寝くるり

藍色の長く、ウェーブがかかった髪に藍色の瞳の女の子。

おっとりしてて天然。

攻撃担当。


・櫻路柚佳

黒髪に黒目の女の子。

自由奔放…らしい。

良いとこのお嬢様と聞いたが俺にはわからない。



・氷華紀沙羅

金髪の青眼の男の子。

みるからに無口で無愛想。

援護担当。



こいつらが俺に話かけてきた奴らだ。

まだ会った事もない奴らもいる。

多分、仕事とかでいなかったのだろう。


・藤堂央也

柚佳の執事…らしい。

なんか俺はそいつに感謝されているらしい。

よくわかんないけど。


・如月 雪斗

医者らしい。

柚佳曰く、俺の事を敵視してるらしい、何故だろう。

正直、仲良く出来る自信がない。


・朱希魅冬

陽気な奴らしい。

つか、陽気ってなんだろ。まぁいいや。

警護担当らしい。



………


それからの日常は前よりずっと楽しくなった。

時には一緒に任務に行って助け合い…。

そんな日常を送っていたのだった。


そんなある日のこと。


「そういえば布浦には敵ファミリーの事、話してなかったな。」


「敵…?」


「あぁ、アビスファミリーのことだ。」


アビスファミリー…。このファミリーも名の知れたファミリーの一つ。

極悪非道…そんな噂ばかりだが、真実はわからない。

「アビスファミリーは、我がホープファミリーと対立している。」


「そーそー、だから気をつけてねー。」


ボスだ。クッキーが入った袋を片手で抱えて。しかも沢山。


「まぁ、日常でも気をつけなきゃ死ぬけどね。

愛するファミリーの一員が減ったら嫌だもん。」


「は、はぁ…。」


クッキーを食べながら颯爽と去っていった。

今更だが、ここにいる奴は皆、変わっているのだろうか。


「まぁ、そんなとこだ。いいか、もしアビスファミリーに会っても無視だぞ、無視。」


「え…無視すんの?」


「そうだ、面倒事は、ボスが嫌う。」


なるほど、ボス溺愛で、ボスもメンバー溺愛なのか、やっと理解できた。


…本当はそれが普通なのかもしれない。元いたファミリーは皆が皆、生きる事に必死だったから…。


まぁいい、とにかく会っても無視だ、無視。

話かけられても、攻撃されても無視。避けるだけ。


だがしかし。


「はぁ…。」


まさか、出かけるだけでアビスファミリーの連中に5人も会うなんてな…。

こんなもんなのか、多分違うけど。


………


その後、儚に相談すると。

「そんなことはありえん。お前、何かついてるんじゃないか?」


なんて言われた。

布浦は不幸の神様がついてますね、確実に。


このお話、もう少し続く予定だったんですよ。

ですが、腹痛と格闘した結果、私の負けでノックダウンです。←


皆様、体調管理にはお気をつけ下さいねっ!

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