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【笑顔】
『貴方の笑顔が大好きよ!』
『ほら、笑って笑って!写真、取るわよ!』
俺にそう言って笑いかけてくれた貴方は今はもういない
どこに行ってしまったんだ
なんて本当はわかっている
だって俺の前でいなくなったんだから
車に轢かれそうになった子供を庇って
俺の方に子供を投げて、泣き笑いで
『あとは頼んだわよ!』
そう言って
ああ、あの時俺が変われてやれたら!
俺が動けたら!!
助けられた子供は
『ごめんなさいっ!僕のせいで…』
と幼心の中でも罪悪感はあるんだろう
だが俺が一番納得できなかったのは運転手への罪だ
飲酒運転のせいで命を失った彼奴
裁判の結果は『懲役5年』
は…?嘘だろ
人の命を奪ったくせに!!!!
なんで!?!?
なんで!!!!!!!
そんなことを叫んでも誰も何も言わない
誰も、俺のことを止めない
ああ、そうだろうな
そうだろうとも!!!!
俺のことなんかどうでもいいんだろ?
ああ、彼奴に会いたい
声が聞きたい
『早く〜!』
笑顔が見たい
『えへへ…照れるわね』
まだ、まだ一緒にやりたいことがあったのに!!!
『今年のクリスマスはイルミネーションを見に行きましょう!』
ああ…また、また会いたい…
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翌日男性が首を吊っているところが発見された
発見時にはもう手遅れであった
彼と彼女の家族は嘆いた
『ああ、神様!どうして私たちの息子と娘を奪ったのですか!?』
だから2人の家族は願った
『せめて、せめて、天国で幸せに暮らしてほしい』
『天国で仲良く暮らしてほしい』
と




