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オルヴァニスでのピクニック

朝日がオルヴァニスの草原を照らしていた。隣国はヴァルドリアに辿り着く前に緑のベールのように広がっていた。空気は新鮮で、野性の香りが濃厚に漂い、花々はそよ風に優しく揺れ、まるで王女たちの到着を歓迎しているかのようだった。旅は短かったが、以前とは違っていた。道はより生き生きとしていて、近くの川のせせらぎが、一歩一歩に穏やかなリズムを刻んでいた。

王女たちは、この日を自分たちの日と決めていた。城壁と義務から解放され、安らぎのひとときを過ごすためだ。簡素な装いで、パン、果物、そして草の上に毛布を敷くための布を詰めた籠を運んでいた。エイドリアンは控えめながらも存在感を示し、その後ろには彼の家族が続いた。焼きたてのパンを持った母親、市場で買った果物を持った父親、そして花の間を駆け回る弟妹たちが、笑い声で辺りを満たしていた。


「見て!」リオラは地平線に向かって両腕を伸ばしながら叫んだ。「ここは私たちのために作られたみたい。まるでオルヴァニスが両手を広げて歓迎してくれているみたい。」


セレスティーヌは深呼吸をして、新鮮な空気を肺いっぱいに吸い込んだ。


ここでピクニック…私たちもシンプルな生活の一部であることを思い出すには、まさにこの日がぴったりだった。


ヴィヴィアンはいつものように厳粛な表情で、毛布を丁寧に並べた。まるで田舎にも従うべき作法があるかのように。


休息も大切にしよう。だが、同時に一体感も大切にしよう。ここは境界線であり、私たちはそれを忘れてはならない。


それまで沈黙を守っていたエララは、川をじっと見つめていた。視線はヴィヴィアンに注がれ、初めて、その場の厳粛な雰囲気を破る言葉を口にした。それは顧問や姉の口調ではなく、母親の口調だった。「ヴィヴィアン…」低くも毅然とした声で彼女は言った。「すべてが儀礼やエチケットで決まるわけではない。あなたも人間よ。」


たちまち沈黙が訪れた。セレスティン、リオラ、エイドリアンは、かすかながらも明確な叱責に驚き、立ち尽くした。ヴィヴィアンは戸惑い、目を開けた。いつも控えめなエララが、こんな風に話すとは思ってもいなかったかのようだった。一瞬、誰も何と答えていいのか分からなかった。


その時、まるで空気が一気に解放されたかのように、リオラは思わず笑い出した。セレスティンも加わり、すぐに皆が笑い出した。エイドリアンと彼の兄弟たちでさえ、状況を完全には理解していなかったものの、喜びに浸っていた。最初はぎこちなかったヴィヴィアンも、ついには微笑み、視線を下げて受け入れる仕草をした。


「そうね…」と彼女は柔らかな声で呟いた。「あなたの言う通りね。全てが厳粛なわけじゃない。私も人間だということ、そして世界が崩壊することなく笑えることも忘れちゃいけないわ。」


エララは軽く頷いた。その短い仕草は多くのことを物語っていた。緊張は解け、広場は再び笑い声で満たされた。


エイドリアンの家族の子供たちは花を集め、即席の花輪を作った。リオラの頭に一つ置かれると、彼女は田舎の女王のように誇らしげに行進した。セレスティンは毛布に座り、持参した詩を低い声で朗読した。風が彼女の言葉に柔らかなささやきを添えているようだった。堅苦しい雰囲気から解放されたヴィヴィアンは、子供たちと簡単なゲームを企画し、普段は見せない、より人間味あふれる親しみやすい一面を見せた。


エイドリアンは食事の配給を手伝い、果物とパンを静かに並べた。母は王女たちがパンを味わうのを見て微笑み、父はヴァルテリスの果物がこの地方で一番甘いと誇らしげに言った。謙虚でありながらも、エイドリアンは静謐な表情でその光景を眺めていた。彼はこの日が単なる休息の日ではないことを知っていた。守り抜く価値のあるもの、つまり質素な暮らしと分かち合う喜びを思い起こさせる日なのだと。


セレスティーヌは、あからさまにではなく、さりげなく身振りで彼に近づいた。まず果物を差し出し、さりげなく「気持ちいい?」と尋ね、彼の言葉一つ一つに注意深く耳を傾けた。それは露骨な親密さではなく、田園の静けさに織り込まれた目に見えない糸のようなものだった。エイドリアンは注目を浴びようとはせず、控えめに、しかし、こうした身振りの大切さを認める表情で応えた。


「こんな日は」と彼は静かに言い、セレスティーンにリンゴを手渡した。「本当に大切なものを思い出させてくれるんだ」大切なのは儀礼や壁ではなく、人々、笑い、そして共に過ごす時間なのだ。


セレスティーンは感謝の念を込めて彼を見つめ、ヴィヴィアンはエララの言葉にまだ思いを馳せながら、静かに頷いた。久しぶりに、彼女は礼儀作法の重みを気にすることなく、笑うことができた。


エララは川辺に離れて立ち、水面に映る光景が、目に映る以上に美しく響くのを見ていた。彼女の視線には静かな震えが宿っていた。まるで、この静けさが脆いことを知っているかのようだった。しかし、彼女はそれを口には出さなかった。彼女は秘密にして、一日が穏やかに過ぎていくのを望んだのだ。


午後はゲームや即興の歌、そして軽やかな会話で過ぎていった。オルヴァニスの牧草地は、新鮮さと共に過ごす喜びに満ちた舞台となり、王女たちはただ若々しく、人生を楽しむことができた。彼女たちのあらゆる仕草に、この場所の魔法のような空気が漂っているようだった。花々は彼女たちに向かって頭を垂れ、川面は黄金色の光を反射してきらめき、風は祝福のようなささやきを運んでいた。


太陽が沈み始め、空がオレンジ色に染まる中、王女たちは毛布にくるまり、地平線を見つめていた。リオラは子供たちと遊んでいる、とセレスティーンはノートに書き、ヴィヴィアンは花冠をかぶって微笑んでいた。

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