結束の夜明け
王女たちは手を取り合い、静かに顔を上げた。
彼女たちの視線は群衆ではなく、物語を共に歩んできた「見えぬ読者」へと向けられた。
その沈黙は感謝であり、約束であり、別れの歌だった。
マリッセ:
「私たちと共に歩んでくれてありがとう。分かち合ったパンが、この物語の糧となりますように。」
エララ:
「あなたの忍耐とまなざしに感謝します。私たちが守った規律は、あなたのものでもあります。」
リオラ:
「涙の中で微笑みます。火を灯してくれてありがとう。あなたの炎が私たちを支えました。」
セレスティーヌ:
「見えぬ盾となってくれてありがとう。あなたの力が私たちを守りました。」
ヴィヴィエンヌ:
「贖いを受け入れてくれてありがとう。あなたの心が私に遺産を与えました。」
イセラ:
「私の歌を聴いてくれてありがとう。あなたの声は私たちの旋律に重なりました。」
ニヴラ:
「風にあなたの魂を託してくれてありがとう。あなたはすべての場所にいます。」
シラ:
「光となってくれてありがとう。あなたの灯火は決して消えませんでした。」
ルエン:
「静けさを与えてくれてありがとう。嵐の中であなたの沈黙は力でした。」
そして、アドリアン/エリンダルが前へ進んだ。
その声は震えていたが、確かだった。
「最初から共にいてくれてありがとう。
私は素朴な親に育てられた子ですが、今や結びつきの証人です。
あなたがいなければ、この結びつきに声はなかった。
あなたは見えぬ糸であり、言葉も沈黙も涙も支えてくれた伴侶でした。」
養父母も涙を流しながら言った。
「私たちの息子を愛で見守ってくれてありがとう。
素朴な命もまた冠を得たことを認めてくれてありがとう。
彼の道を共に歩んでくれてありがとう。それは私たちの道でもありました。」
民は大地を揺るがすような合唱で応えた。
「ありがとう! ありがとう! ありがとう!」
親愛なる読者へ
この物語の夜明けに、私は心を満たされて立っています。声を支え、歌を聞き、涙と笑みを共にしてくれてありがとう。この物語は合唱の夢として生まれ、あなたが共に歩んでくれたからこそ結束となりました。
これは別れではありません。夜明けです。なぜなら、このページを胸に抱く読者一人ひとりが結束の継承者だからです。あなたはこの合唱の一部であり、この運命の一部です。
あなたの食卓に常にパンがありますように。
あなたの道に常に根がありますように。
あなたの炎が決して消えませんように。
あなたの盾が常に守りますように。
あなたの旋律が決して失われませんように。
あなたの風が常に遠くへ運びますように。
あなたの光が決して消えませんように。
あなたの静けさが常に支えとなりますように。
そして、あなたの人生が結束でありますように。
「この真夜中に、私たちの声は別れを告げます。共に歩んでくれてありがとう。結びつきはここで終わらず、あなたの中に生き続けます。」




