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三国志演義  作者: clarify
第一章「三豪傑が桃園の下で義を誓い、初めて賊を討つ」
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「なんて奴らだ!!ゆるせねえぇぇ!兄貴!!こいつら全員叩き斬って先生を助けよう!!」


そばで二人のやり取りを聞いていた張飛が武器を構えて激怒し、護衛の兵士たちが身構える。


「やめないか益徳えきとく!この護送車は朝廷の命によって動いているのだぞ!」


玄徳は自らも怒りと涙に震えながらそれを厳しく制し、連行されていく盧植ろしょくを見送るのであった。


そして、ようやく広宋こうそうに到着すると、新たに任命されたと言う董卓とうたくの姿は無く、自ら軍勢を引き連れて張角を討つために出陣中であるという。


到着した軍団はたらいまわしにされた結果、待機命令が出されたのだった。


何とも言えない嫌な空気の流れる中、関羽が進言する「兄者、盧将軍が解任された今、我らは元の義勇軍に戻ったでござる。皆も強行軍が続いて疲労しているゆえ、ここはいったんタク郡へと引き返しませぬか?」


「うむ、そうだな、そうしようか……」

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