三国志演義

第一章「三豪傑が桃園の下で義を誓い、初めて賊を討つ」

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劉焉は校尉（こうい【武官】）の鄒靖（すうせい）を呼び、「賊軍を討ち破るのに良い策はないか？」と問うと、鄒靖は「現在、賊軍の数は多く、我が軍はそれに対して少数で不利な状況です、早急に募兵して数を十分に揃えてから敵に当たるのがよろしいでしょう。」と進言した。

「なるほど、良し分かった、すぐに立札を建てて義勇兵を募集することとしよう」

こうして鄒靖の発案によって建てられたその立札の一つにより、タク県という場所で英雄が現れることになるのである。

※黄巾の乱発生直後地図※

州の色分けはかなり適当なので参考程度に。

地図データ提供：CraftMAP