いらっしゃいませ。 お蔵入り。 作者: caem 掲載日:2024/11/12 高層ビルが建ち並ぶなか 取り残された一軒家 そこだけ残されていて 誰も 気にしないでいた むしろ 気付いてはいけない 呪われた家らしい 撮影も許可されていない ぜったいに訪れてはいけない 必ず お蔵入りにされる ぜったいに何かが映るから 誰しもが 寒さと冷たさを覚えて 近づきたくないから 「いや、だっているじゃん!」 「ほら! いっぱい!!」 たった一枚の写真なのに 撮影したのを後悔してしまった いくつもの視線と 恐ろしいほどの怨念を感じた