1/3
ある少年の日常と異常
僕という奴はつくづく中途半端な人間だと思う。
それは今日返ってきた数学のテストでが60点だったからではないし、復習のために開いた参考書を5行だけ読んでやめたからでもない。
僕には、得意なことがない。成績は中の下と上を行き来し、芸術とかの才能があるわけでもない。
「はぁ……」
参考書を開いてため息をつく。今日はもう寝よう。集中力も残っていないし。
「おやすみなさい……」
僕しかいない静かな我が家に声が響く。
無機質なスマホのアラームに起こされ、身支度を始める。シャワーを浴び、着替える。そして朝食のロールパンとコーヒーを流し込んで家を出る。
「行ってきます」
鍵をかけて家を出た。
初執筆、初投稿です。駄文で不定期投稿ですがよろしくお願いします。