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禁忌

今回からこの話は異世界転生ではなくなります。タイトル詐欺ですが設定上そうなってしまいます。

メイドのトウカが紅茶を持ってきた。俺は香りを楽しんでからすする。

「いい茶葉だね。これは、ダージリン産かい?」

「いえ、チャウコ産です。」

「そうか。ならいいんだが。」

「そうか、カイ様は私を試しておられたのですね!私がしっかりとこの茶を理解しているかどうか!」

「もちろんさ。トウカ。」

「カイ様は本当にすごいですね!…本当に。では私は失礼させて頂きます。」

「おう。」

ガチャリとドアが閉まる。

「ふぅ…。」


「いや、違くね!」

俺は勇者?だったはずだ。確か1週間前…


思い、出せない。

思い出せない。漂白されたかのように思い出すことが出来ない。なんでだ、なんでだ、俺はスパイムと戦って…



スパイムって誰だ?誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ



俺は何だ?何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ何だ


熱き思いは、漂白される。蝕まれる。

「あ?あっあっ!?」

もう何がなんだか分からない。


「哀れよのう。」

女の子の声がした。赤いドレスに輝く金髪。いかにもお嬢様だ。俺は知っている気がするけど分からない。

俺の顔を踏みながら彼女は言う。

「お前は、アルカイルの戦いで見事 能力者 スパイムの力を奪った。お前には現世に戻ってもらう。異論はなしじゃ。設定は レベル継続地球日本男日本人奏高校1年生、と。」


這い蹲る俺の顔を持ち上げてお嬢様には見えないような嘲笑の顔で俺に言う。




「人間に裁きを、我等に救いを…

アルセラン。」



oれハ何処ニiくン堕…

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