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VRなんて最悪だ

はあ・・・

いつもこんなんだ・・・

俺は、ゲームで遊んでただけなのに・・・

なぜ!

デスゲームしなくちゃなんねーんだよぉぉぉぉぉ!

神様、いるなら日本に帰してくれ・・・



事の発端はある人気ゲームだった。



2053年、VRの世界は進化し続けて、ついにはまるで本物のようなもう一つの世界を俺たちの世界の人は作り上げてしまったらしい。

そして、社会問題にまで発展したゲーム「ポケットハンターズ」の発売。

通称「ポケハン」はアクションゲームだ。

自由に武器を装備して 剣を持ったり、魔法を唱えたり、店を経営したりと、なんでもアリそれがウリらしい。

初期はあまり人がいなかったけれど

自由度の高さと綺麗なグラフィックも合わさって大人気商品になった。

誰も家から出ないもんで社会問題にもなったのだ。

そして、俺、斉藤櫂カイ 17歳もどっぷりハマってしまった。

元々学校にあんま行ってなかったから何にも感じなかったが結構駄目だよな、俺。

でも、そこでの生活は楽しかった。


ー 3週間前ー


ービギナ草原ー

「よっとっ!」

手に持つ剣でイノシシのような生き物、モノシシを狩る。

発売初日、俺はプレイしていた。

暇つぶしに買っただけだが、これがまた面白い。

プレイヤーカードを見ると既にレベルは37悪くないスピードだな。

新たな飯と経験値稼ぎにモンスターを探す。そこで俺は金色に光る虫を見つけた。警戒して剣を振ったら。すぐに倒せてしまった。瞬間。 レベルが跳ね上がった。

「こ、これはっ!」


ー3週間後ー


事件は起きた。

ハッキング、そう、ただのハッキングだ。 だが、ただのハッキングじゃない。この日、enterキーが押された瞬間俺たちの運命が変わってしまった。いや、元々こんな運命だったのかもしれない。

大人気ゲームをプレイしていた全世界の人間約1億人。


これから始まる戦いに巻き込まれていくことも知らずに、今日も「ポケハン」を起動した。

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